見出し画像

挑戦する学校(6/28)

先日、6人の方(学生4人大人2人)に参加していただき活動を再開することができました!


【実践報告】

具体的に行ったことは「対話で主張を正確にしよう」というワークです。
というのも、特に教育の場面では、「自由な教育をすべき!」などの議論がなされます。
しかし、それって「誰のため?誰にとって?」ということが考えられていません。


教育はみんなが受けてきたものであるからこそ、テキトーな議論がされがちなんです。

だから皆さんには、今回のセッションで「正確な主張しないといけないな」と感じて欲しかったのです。

■主張の明確化のポイント


正確な議論をするためのポイントは、私は6W1Hだと思っております。
WhenいつWhereどこWhat何を Who誰がWhom誰にとってWhyなぜHowどのようにして。を明らかにする。

これを軸に、もし仮にあなたが大学教育は必要ないという主張をお持ちなら、
誰が授業、運営している大学がいらないのか、
誰にとって必要ないのか
を考えてほしいです。

■実際の参加学生の主張(↓ここから個人ワーク)


Who:学生が主体的に
Whom:学生のために
When:18歳〜
Where:日本で
What:就職や就活のための勉強ではなく、個人が社会で活躍できるような教育つまり「参加型」。ただ、就活のための大学が必要としている人もいる。この人たちのためには今の大学も必要(両者へのリスペクト)
Why:今の大学教育は「先生がしゃべっていて板書する→課題、小テスト」とう方式。単位、卒業のための勉強。本当の学びはそこにあるのだろうか。
How:これまでと同じ授業形態を残しつつ、新しいところも取り入れる

→ここまでが個人セッション。

■グループワーク

→ここからはグループワークの時間。
 「自分と相手の主張を深める」というワークを行います。 
例えば、学生が今の学校は〜、と話し出したら違う人はそれって日本全体の?もしくはあなたの?と問いかけます。

ここが自己発見ポイントです!

「今の大学はこうだ!と主張していたものは、もっと狭めると、自分はどこの大学のことを言っていたのか?現状はこうだ!と主張していたものはもしかしたら自分の大学のことだけかもしれない」

というような気づきが生まれるのです!

これに気づくと、本イベント目的の「正確な主張をしよう」の達成に近づくのです。

【たくさんでた課題】

また、第1回セッションということで、たくさん操作ミスなどが起こりました😭

①技術面

・スライドの共有が進行しない!
スライドんの共有の際、「→」ボタンを押しても次のスライドへ進行しない!というハプニングが発生。
何度も共有を停止し、スライドを共有しするという手間がかかってしまった。


・ブレイクアウトルームが作れない!
Zoomの機能を過信しておりました。前日までの別件のイベント企画では、友人のアカウントでZoomにてスムーズにできたブレイクアウトルームではスムーズにできました。今回、初めて自分のZoomアカウントで行い、イベント中にグループ分けができないことが判明。完全に僕の操作確認ミスです😭

参加してくださった皆さん、たくさんご迷惑をおかけしました。必ず、修正していきます。

②ワークの内容

・ブレインストーミングの必要性

初めから「6W1Hをやる必要はない。とりあえず、大学教育について自分が思いつく理想の大学ただ述べる」

自由、探求、主体的...等(価値の列挙)

↓それからグループワークに移っても良いかなと感じました。
ひとりひとりで拡散したアイデアをみんなとの対話でカタチ(6W1H)にしていく。のもいいかもしてません。
たくさん実験していきたいですね👍


・グループワークの時間の延長

「もっとグループワークの時間がほしい!」というご意見がありました。
「大学教育について考えよう」というワークを行いましたが、とっつきやすいテーマだったのか、参加してくださった方の熱量がありすぎたのか、話がつきませんでした。

20分→30分ぐらいでもいいかも!

・対話の質

僕の説明不足もあったが、対話の形式が少しずれ、大人の教訓を学ぶ時間が少し生まれてしまった様子。
大学生は自由だからいっぱい挑戦したほうがいいよ!といってくださった大人がいた。

本当にステキなアドバイスであるが、僕がしたいことはそれではない。したいことは他者の主張を深めるワークだ。「こうしたい!」という一学生の意見に”たくさん質問をする”ということ。

例えば、参加者Aくんの6W1Hの表ももう少し深められるはずだ。

日本で行われるべき→具体的にどこで?という質問などができるはずだ。
大切なのは、合意形成や教訓ではない。自己探究、思考方法の発見だ。


このブログをみてくださっている皆さん、その他、改善点についてもアドバイスしていただきたいです😭

■全体を通した僕の感想

総じて、
純粋にやってよかったなと感じました!たくさん失敗しましたが、ブレイクアウトルームで盛り上がった様子を見ると、あ、やっぱりこういう多世代との交流ってブレイクスルーが起こるんだなと思いました(ワーク後、みんながすっごい笑顔になっていた)

改めて」参加してくださった皆さん、本当にありがとうございます!これから『挑戦する学校』もっと盛り上げていきましょう!!!

■次回について


次回はまた7月中旬予定で、「サードプレイス」について語ろうと思っております!
参加希望な方はぜひ!!ご連絡下さい!

pqdqk523@gmail.com 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?