サラリーマンが出世するのは損な気がしてきた#02

先日、日ごろからモヤモヤしていることを記事に書いてみました。

「会社勤めの管理職が損」な理由を書いてきました。

1.いくら働いても残業代が出ない
2.部下が仕事をやり切れないと、残った仕事は管理職に回る

ここまでは書きました。今日はその続編です。


3.部下からも上司からもプレッシャーがかかる

…そんなの知ってるよ、聞いたことあるよ、という人も多いかと思います。私もなんとなくそれは知っていましたが、会社勤めをして周りの中間管理職の人を見ていると、なかなかしんどいな、と思わざるを得ません。

中間管理職を部下目線、上司目線で見たときのプレッシャーのかかり方を見てみようと思います。


まず、部下目線。

部下は、中間管理職にさまざまなことを求めます。まず、自分がどういう仕事をするべきなのか、道筋を示してほしいと思ってます。

本当はそれは部下が考えるべきことなんでしょうが、中間管理職が正解の道筋を考えておくべき、と思っています。

あとは、部下は中間管理職が育成してくれるものと思っているので、中間管理職は、部下にどういう仕事をさせたら、部下が成長できるのかを考えます。部下が会社に入ってきてから積んできた仕事は人それぞれなので、どういう仕事を与えれば部下が成長するのかは千差万別です。

また、部下の仕事に対するモチベーションを高めるのも中間管理職の仕事です。その仕事をすることで部下にどんなメリットがあるのかを説得し、時には飲みに誘うなどして、仕事に対するやる気を出させます。

…ここまで書いてきましたが、大変ですよね。これ。
私は、あまり他の人の仕事のこと考える余裕がなかったり、他の人の仕事に対するモチベーションとか、考えてられないんですよね。


次に、上司目線。

上司、つまり部長クラスの人たちから、中間管理職へは、さまざまなオーダーが飛んできます。

事業計画を達成すること、さらに上のクラスの幹部からの(根拠があるのかないのかよくわからない)指示に対する対応、資料に書いてある些細なことの根拠や説明をすぐに対応する、など。これをスルーすることは許されません。

でも、私は、仕事の時間内で自分にできる限りのことだけをしたいと思っています。いろんな人からいろんなことが求められる現実に対し、すべての対応はできないと思っていて。

管理職になっていない現時点での私はそれが可能ですが、管理職になるとそれができなくなります。それは個人的にはしんどいんですが、みなさんもそうじゃないですか?


…という、さまざまなことが管理職に求められます。それなのに、給料は私がもらっている金額に毛が生えたような管理職手当がもらえるぐらいです。

だとしたら、管理職なんてやってる意味ないです。それこそ、ただ心を壊してしまうかもしれない。

私たちのような30代世代が、サラリーマンをやっていて、行く先にはそんな働き方が待っている、と考えてしまうと、個人的には、ちょっとお先真っ暗かな、と思って。それをシェアさせていただきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?