K-POPの世界へようこそ4.紅白で見る前に【TWICE】で知っておくべきこと。

 2019年4月22日TWICEが【FANCY】という曲でカムバックしました。ちなみに、K-POPアイドルが新曲をリリースして、テレビ番組等に出演したりプロモーション活動することを【カムバック】と言います。

 今回は、まだTWICEのファン歴8ヶ月の僕が、どうしてファンになったのかと、僕なりのTWICEの2019年の活動を解釈してみたいと思います。

FANCY YOU

 それまでの"明るくて健康的な"TWICEのコンセプトから一転、ワイルドエッジで、ガールクラッシュなコンセプトに方向転換したのです。

 この曲は、それまでのTWICEのイメージを一新してしまう、カッコイイ曲だとおもいます。さらにダイナミックなダンスフォーメーションが、エッジのある曲調とマッチして、よりステージを引き立てているように思います。

 TWICEのことは、日本でもヒットした"TT"や、"YES or YES"で以前から見たり聞いたりしてはいましたが、かわいいK-POPアイドルぐらいにしか思っていなかったのですが、、、。

 この曲で、TWICEの世界にどっぷりとはまってしまったのです。
 そして、その魅力が十分に発揮されるのが、ステージの上です。

 MVの映像よりも、ステージでのパフォーマンスの方が、より迫力を感じますね。
 何度かコンサートで生で見る機会があったのですが、この曲は特に、TWICEの9人がとても大きく躍動的に見えました。

 非常に多くのグループが競い合うK-POPにとって、曲のコンセプトというは、他のグループと差別化を図るために、またその人気を左右する、とても大事な要素になっています。それだけに、TWICEの様な人気のグループは、常に先端の音楽やファッションの要素を、多分に取り入れたものになっているように思います。

 では、どんくらい彼女たちは変わったのでしょうか、1年前の”明るくて健康的な”コンセプトの時の曲を見てみましょう。おそらく去年までのTWICEのイメージって、こんな感じ。

 映画のオマージュが沢山あって映像でも楽しめますね。
 "What is Love"は、2018年4月にリリースされた曲です。"FANCY"の丁度1年前。コンセプトが先のFANCYのイメージとは対象的なのがわかります。
 わずか1年の彼女たちの大きな変化にビックリです。

 K-POPにおける”コンセプト”とは。この話は改めて深掘りしたいと思っています。

FEEL SPECIAL

  "FANCY"で、コンセプトチェンジに大成功したTWICEでしたが、その後はサナがバッシングにあったり、ミナが休養してしまったりと、色々逆風に見舞われました。そんなタイミングで9月にリリースした新曲は、彼女たちからのメッセージソングでした。

  この曲は是非、日本語の歌詞付(Youtubeで設定できます。)で聴いて欲しいのですが、「どんなに非難されても、叩かれても、あなたの言葉で私は特別な気持ちになれる」というそんな意味の歌詞になっています。これは、遠回しに、TWICE(自分たち)とONCE(応援してくれるファンのこと)との関係を表しているのだと思います。

 FANCYのリリース後、TWICEのプロデューサーのJYP(パク・ジニョン)さんと食事をしたことがきっかけで、この曲が生まれたそうです。

 TWICEが最初にトラブルに巻き込まれたのが、5月だったので、そこから僅か4ヵ月で(あるいはそれよりもっと短いと思いますが)自分たちに起きている問題をメッセージソングとしてリリースしたことに、僕は大変ビックリしました。自分たちの気持ちを歌にして、リリースするなんて、まるでロックバンドじゃないですか!
 さらに、この期間で新曲として形にできるのは、プロダクションとして、TWICEの所属している"JYP"は非常に優秀な芸能事務所なのだと思います。こういうとき、当たり障りのない曲作りで終わってしまいがちです。

 どうですか、少しTWICEに興味が出てきましたか?

 僕が語りたいTWICEの魅力は、まだまだ沢山あります。KPOPアイドルの中でも、ダンスやボーカルの実力はピカイチですし、全員が個性的なグループなのですが、とても長くなりそうなので、また機会にしようと思います。

 さて、2019年末、紅白歌合戦に3年連続でTWICEが登場します。おそらくこの"FANCY"も披露してくれることでしょうね。今から楽しみです。

つづく、、。

是非、スキと拡散もよろしくお願いします。

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