見出し画像

コミュニティ『和式トイレ保存協会』の10の「なぜ?」⑨1094文字

Q なぜ、私はEDになったのか?
 
勃起、排便、排尿の筋肉である骨盤底筋群を痛めて、低下した筋力を鍛えられなかったからです。

「骨盤底筋群のピンポイントトレーニング」これだけが足りませんでした。

23歳の時に、腰の椎間板ヘルニアで入院と手術をしました。そのときのトイレ習慣が今思えば原因です。

当時車椅子生活だった私はトイレに行くのも大変でした。少しでも動くとお尻に激痛が走り、ようやく便座についたときには、痛みで便意がなくなっている。せっかく来たからと、うんちが出るまで30分でも1時間でもふんばるそんな生活でした。

次第に肛門から体液が漏れヒリヒリするようになり、おならをしようとするとうんちが一緒に出るようになりました。
踏ん張り続けたために、排便の筋肉を痛めてしまったのです。

手術後、リハビリをして、1日のうんちの回数は6~7回くらいに増えていましたが、
20代のうちは、ちゃんとセックスもできてしました。

ところが、30代になり当時はわかりませんでしたが今思えば、
・デスクワーク中心の業務に変更
・加齢による筋力低下(体質もあり)
・洋式トイレのみの使用
により、次第にED の症状が出てきました。

筋力低下の現れは、コンプレックスだった太ももが細くなり、履きたかったジーパンがはけるようになっていました。

次第に、勃起ができなくなる中で認めたくない私は、
・今日は酒をいつもより飲んでいたから
・女性が好みでなかったから
・コンディションが悪かったから
と自分に言い訳をしていました。

まだセックスができる勃起の硬さの時もあったからです。

それが、自分はEDだとはっきり突きつけられたのは、
『6年越しにアタックしてようやくつきあえた結婚をすると決めた女性と半年間一回も挿入ができなかったこと』です。

はじめてのときは、興奮しすぎていたからと言い訳できました。

しかし、
・血流促進を目的とする
ED薬や精力剤、サプリメント、スクワットなどの筋トレ、肛門括約筋を締めるトレーニング、食事、睡眠など日常生活習慣の見直し等ちまたの勃起改善方法を行う
・いろいろシチュエーションを変える
・コンディションを整える
を行い、セックスにのぞみましたが
どうしても勃起はするものの挿入できる硬さになりませんでした。

彼女も支えてくれました。
しかし日々「ごめんね」「君が悪いんじゃないんだよ」と卑屈になっていく私に恋愛感情がなくなっていったと思います。
「好きな人ができた」
と別れを告げられました。
私は、受け入れるしかありませんでした。

彼女に別れを告げられたとき、私かEDであると言い訳のしようもないくらいわかりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?