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3D生成AIサービスの現在地 モデル詳細編

GenerativeAIをゲーム開発に活用する方法Tipsのマガジンゲーム開発AI Lab. Witchpotに含まれる記事です
ゲームづくりを前提に書かれています

先日はCSM Cubeを中心に3D生成AIサービスを使用して生成した3Dモデルの見た目がどうなるか紹介しました

上記のnoteで”単純な見た目以外の情報”も知りたいとのコメントを頂いたので今回はCSMで生成したモデルの詳細情報をまとめます

※筆者がモデラーではないため詳細で間違っている部分があるかもしれません、間違いなどありましたらコメントかTwitterでご指摘をお願いします。



キャラクター

戦士

頂点数:10,597

全身の頂点表示

三角ポリゴンで均一に割られた感じになります

左:前腕部拡大 右:脇回り拡大

指がそもそも作られていないです

非多様体

マテリアルに貼られているテクスチャをベイクするとこんな感じ

少年

頂点数:11,778

全身
非多様体を選択を選択した顔
テクスチャそのまま

自然物系

ローポリヤシの木

頂点数:29,297

インプット画像としてはローポリぽいが見た目に似合わないハイポリぶり

全体
真上から見るとつながっていないものも
テクスチャ

頂点数:28,139

全体
テクスチャ

画像の見た目より、かなりハイポリで不必要になめらかな形状になっています
リトポロジーツールなどで調整リダクションしてあげたほうが良さそうです


人工物

頂点数:29,142

全体
真上から見ると部屋が四角ではないなどおかしな部分も
テクスチャ

まとめ

自動生成しているだけあってポリゴンは均一に割られてる印象です。

修正する場合
・スカルプトで形状修正
・リトポロジーツールで修正やリダクション
・テクスチャの色味などを修正
などをしていく感じになると思われます

このあたりの修正が不要なほどにきれいなメッシュの生成には、まだ時間が必用そうですね

現状のクオリティで活用する場合
・リトポロジー、ポリゴンリダクション
・テクスチャの色味を調整
などを行ったうえで遠景に使用していくことは可能かもしれません


このnoteはこちら↓のnoteの内容を深堀したものです


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