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シン・ゴジラと日本の意思決定システム

シン・ゴジラを政府の意思決定視点で視聴。ここまで優秀な人達が迅速かつ適切に対処してもこれだけの被害が出るのかと思うと恐ろしい…

気になった所をピックアップ

①住民がいる中での発砲禁止
②武力行使に関する意思決定は全て内閣総理大臣に一任
③一極集中型都市構造の欠陥→一度に多数の住民退避による交通網の麻痺、退避の遅延、即時対処の遅延
④人命優先により地上爆撃が出来ず、海上での攻撃手段を講じなければならない
⑤意思決定機関の要所が集中している事への脆弱性
⑥適切な対策法案を速やかに決定しても時間を要しなければ実行出来ない。ここまで優秀な人々が意思決定や選択をしても様々なシステムによって対処が後手後手になるって事か…非常に勉強になりました。

今回は意思決定にフォーカスした「だけ」で観ましたが、まだまだ映像部分、放射能や東日本大震災のアンチテーゼなど色々考察部分がある作品なので再度観直ししたい。

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