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じじぃになると抽象的なことを言う、という論調

じじぃになると抽象的なことを言う、という論調があります。
もちろん、案件に入っても実効性のないこと、抽象的なこと「ばかり」いう場合は、そのとおりです。
経験の少ない方や1社しか勤務したことのない方は、経験からの共通化や抽象化はあまりできているわけでもないので、その経験の話をすればよいので、(その話が役に立つかどうかは別にして)抽象的な話にはなりにくいでしょう。(それでも抽象的な話しかしない人は、使えない人でしょう。)


複数の環境、事例をかなりの数やってくると、具体的な案件に入る前は、どの経験をベースに話すかということが難しいので、経験の中からの共通項、一般化したことをお話することになります。話しながら、具体性が見えてくれば、ちゃんと実効性のある、具体的な話ができるようになります。

ところで、そのじじぃの位置づけは何でしょう?
コンサルですか? 顧問ですか? 業界の先輩ですか? いずれにしても、情報、アドバイスは、抽象的な話は無料、具体的な話は対価が必要ということを、日本企業の皆さんもそろそろ意識していくべき段階ではないでしょう。それが、フェアだと認識される世の中になってほしいものです。
私は、同業に疎まれながらも、なんでもペラペラしゃべってしまっていますが。


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