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コーヒーより紅茶が好き

そんなことを思いながらふらりと入った星乃珈琲でコーヒーを頼んでみた。天の邪鬼と言われても仕方ない。

…案外飲めた。
ただ、美味しいかというとそれはまた別の話で、風味のあるお湯に思えてしまった。もう早くこいつからコーヒーを取り上げた方が良い。

コーヒーに限らず、食べ物すべて美味しいと思う人が食し、飲むべきだと思う。惰性で飲まれちゃあコーヒー側もたまったもんじゃないと思う。 


…何の話…?



そう思わざるを得なかった。
本当は喫茶店での話をしたかったんです。

当たり前だが、喫茶店では様々な人が思い思いの時を過ごしている。

語らずとも仲の良さを感じる家族。

各々の時間を楽しむカップル。

商談もしくは禁断の恋…?勝手な妄想が広がるふたり。

本の世界へ小旅行中のおひとり様。



そんな様々な人たちの中で感じる1人の時間。これが私にとって最高の瞬間だと思う。


1人の時間が好きだ。

美術館、映画、買い物、牛丼、ラーメン、居酒屋。 
特に1人牛丼は私の中で定期イベントだ。牛丼って美味しいよね。


ごめんなさい、1人居酒屋はまだ1回しか経験が無かったです。書いてみたくて…

ともかく、1人で何かを作ったり、考えたり、反省したり。そんな時間が必要不可欠だ。結婚して子供が出来てもきっとそう思うだろう。


「1人でなんでも楽しめる自分かっこいい」などと思うこともあるが、その思考を含め1人の時間が大切で大好きだと思う。


『協調性があります。』
通知表や性格診断で何度も目にしてきた言葉だ。誰かと接するとき、波風を立てぬ様、立ったら私が鎮めねばと謎の責任を感じ常にオロオロしている。今でも。

誰に頼まれたわけでもないけれど。

バランスをとるように、私は1人の時間を大事にしているのかもしれない。 


とはいえ、人と接するのは大好きなのだ。
また天の邪鬼を発動させながら、勝手に波風防止要員としての日常を送ると思う。

これが今の自分の立ち位置であり、なにより楽しい。

この文章を書きながら、私はコーヒーをおかわりした。

やはり、案外飲める。

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