見出し画像

2021年 46冊目『ダブル・ハーベスト』

尾原さんの最新作です。
冨山さんと安宅さんの推薦文が帯にあります。
これは読まないわけにはいきません。


今尾原さんのDXの勉強会に参加しているので、理解がしやすいです。

競争優位性をデザインしましょう。
利益が拡大していくループで描きましょう。
そのループを複数作りましょう。
複数=2つ、で 利益を出すのを収穫という事でハーベスト
ダブル・ハーベストというタイトルという事です。

本の中にも出てきますが、アマゾンのベゾスがナプキンに書いた絵などがその成功例ですね。
アマゾンが大成功していますが、ECは世界の数パーセント、まだ9割以上の市場が残っていますよね。

そこをダブル・ハーベスト戦略で取りに行きましょう!ってことですね。
AIと人の話がありますが、
AIがコモディティ化している事もあり、両者でコラボできますよと言っています。
その通りだと思います。

AIは、売上増、コスト削減、リスク予測。UX向上、R&D加速の5つの価値があるので、それを組み込むと良いと言っています。
しかも上述のようにAIがコモディティ化したので、技術者でなくても使えますよと言っています。

その通りだと思います。
戦略デザインとしてもAIが活用できると言っています。
UVP(自社だけの価値)をどうやって維持強化し続けのかが重要だと言っています。
1回買った後に勝ち続ける→これがダブル・ハーベストですね。
AIを育てるために、データ収穫ループを作る。
生データ(AIにデータを作ってももらえる)+アジャイル開発
これもそうですよね。

ダブル・ハーベストの事例の紹介も載っています。
AIプロジェクトマネジメント≒ハーベストストーリの作り方も載っています。

最後に、なぜやるかという本質的な質問も聞いています。
ダブル・ハーベストって何?という概要が分かる本だと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?