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2021年 73冊目『よそ者リーダーの教科書』

伊勢丹に入社し、バイヤーから
ファイナンス子会社の経営企画課長

サザビーの大型専門店事業立ち上げ部隊に参加
福助の取締役副社長

有名な藤巻さんの後社長を10年
一部上場企業のソトー社外取締役

タオル美術館グループのグループ会社社長

ベンチャーキャピタル出資企業の経営に参画
とよそ者として成果を出し続けた吉野哲さんという方の初の著書です。

3つの心構え
3つのマネジメント
3つの実務(最初の100日)
が学べます。

そしてよそ者リーダのゴールは次の人にバトンを渡すことだと締めています。

私もリクルート内、それ以降もよそ者リーダとして働いてきたので
そうそう、その通りって話が多いです。

初日あいさつで「本気度」を伝える。
ワンチームを作る
前任者の全否定はブーメラン
だからダメなんだよは禁句
早い時期に全員面談

熱量が高いプロパー社員を大事にする
社内のインフォーマルグループとは距離を置く
トラブルは芽のうちの知る
現場に降りてもリスクの芽は摘む
GOALを確認する

ざっくり金の流れを確認する
システム構築を丸投げしない
会社独自の管理指標を検証する
自社のマーケティング力を把握する
小さな改革で小さな成功を得る

複雑化した組織をシンプルに整理する
負の遺産を処理する
勉強会を通してチームを作る
そうそうって話が多いです
惜しむらくは、吉野さんの実体験の話が少ないことでしょうか

冒頭書いたように、いろいろな経験をしているので、こっちの話がもっと読みたかったです。

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