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2020年 68冊目『リフレクション入門』

グループコーチングをしている関係で、友人のGさんが薦めてくれました。
とても学びが多かったです。


私はSさんの手法をベースに、私のコーチングやファシリテーションそして自分自身が編み出したG-POPという仕事の進め方を組合わせてグループコーチングをしています。

私たちのやっている事の再確認ができました。
とても良い本ですね。
ドッグイヤーを付けた個所を残しておきます。
とてもとても多いです!

・リフレクションのゴールは、その状況で何が本質的であるかを分かるようになることです。

・その先の行動がより効果的になるよう「経験から学ぶ」ことです。

・状況それぞれの根底にある原則を理解しようとする試みです。

・自分自身を改善し続けることが重要です。

・私は何者ですか?

・私の役割は何ですか?

・この役割を私はさらにどう発展させたいのですか?

・私はどう従業員や会社を良くしていきますか?→意訳

・経験から学ぶ力を育てることは、将来の成長にとって不可欠です。

・リフレクションは個人の学びと成長を助けてくれます。
・複数名での共同作業のプロセスで行うこともあります。

・今日の知見があっという間に時代遅れになる現代において、人々は新しい状況に適応し、新しい経験から学び、新しい知見そのものを形作っていくことが不可欠です。

・チームワークとしての学びと開発の視点の拡大が重要です。

・自分自身というプレーヤーを含めて読み取る必要がある→観察ではなく、現状把握が大事。

・何か起きたこと、あるいは行った行為に対して、その後、それはどのような意味があったのかについて考え、意味付けをしていく。

・重要、必要な事であった場合には自分の糧として取り入れ、そうでなかった場合には破棄するということを繰り返します。

・意図的に、より効果的に自分自身に取り入れる。

・前提を疑う。

・経験の多い方が素早く的確な判断をする可能性が高いのではないか。

・本来あるべきものと異なってはいないだろうかという疑いをもつ。

・どこかに正解があり、それを追求していくという営みがリフレクションではない。

・間違いをただすために行うものではありません。

・リフレクションはあくまでもプロセス。

・リフレクションは前提を疑う。

・前提を疑う自分を疑う。

・他者からのアドバイスやコメントは、客観的な視点でもたらされているのではなく、他者が、その他者なりの価値(前提)をもとに発言しているのです。

・理論(Theory)-実践(Practice)-教育者自身(Person)

・頭でっかちにならないリフレクションのすすめ

・現実には、むしろ非合理的な思考こそが大きく人間を突き動かしているのではないか?

・思考の4象限:意識的かつ言語的、意識的だが非言語的、無意識だが言語的、無意識的かつ非言語的

・ 8つの質問
私は何をした?
私は何を考えた?
私はどう感じていた?
私は何を望んでいた?
相手は何をした?
相手は何を考えていた?
相手はどう感じていた?
相手は何を望んでいた?

自分が特に答えづらいと感じる問いはどれかを知ることができます。
→これがリフレクションの癖の自覚です。

互いに辻褄が合わないものがあるのです。

・この不一致を意識的できるようになることが本質的な諸相の気づき

・あえて主観と徹底的に向かい合う

・周囲の状況や文脈、あるいは過去の経験や記憶などをもとに、自分なりに物事を解釈したり理解したりしながら知識を構成・構築していくと考えられます。

・尊重するのはあくまでもリフレクションする人の主観です。

・あなたは今視線を下に向けましたねという。

・受け手が何をすべきかというアドバイスは避けなければならない

・専門家であろうが、似た状況に遭遇した経験が豊かであろうが、誰しもが述べ得る見解は主観でしかない。

・この考え方を徹底してこそ、リフレクションする者がともにフラットな関係で話し合い、リフレクションする人自身が納得できる自分なりの答えを探ることが可能になるのです。

・客観的に記述されたりろにゃ、客観的な記述のみをもとに理解しようとする際の知識や理論を大文字の理論と呼ぶのに対して、主観に結び付けながら理解される知識や理論小文字の理論と呼びます。

・リフレクションは経験から学ぶためのプロセスです。

・何かしらの気づきや学びを生み出し、発展的な行為につながります。

・ひとの強みや長所、成功体験に着目し、一層伸ばすことを目指します。

・目の前にある乗り越えるべき課題と自身の能力とがちょうどよいバランスになった瞬間フローが起きます。

・その瞬間を思い出し、ある種再現するために、成功体験のリフレクションを推奨します。

・今振り返ってみると、確かにその行為は良くなかったと思えることがあったとします。

・その過去の時点で良くない事だと思いながらその行為をすることは基本的に考えにくいです。

・良かれと思ったことでも、後から考えると良くなかったと思える。

・この違いはどこから来るのだろうかという問題に決着をつける必要があります。

・詳細に検討して始めるという落とし穴です。

・今の私がなぜ過去のことをよくなかったと考えるのか、という点を検討することが必要です。

ALACTモデル
・Action
・Looking back on action
・Awareness os essential aspects
・Creating alternative methods of action
・Trial

・経験から学ぶことの重要性は多くの研究者によって指摘されてきました。

・日々の職務を通じて得られた豊かな経験が、学びの対象にならず、やりっぱなしになってしまいがちなのも事実のように思います。

・アクションリサーチは、実践の場で起きる問題を分析して研究し、そこから導かれた仮説に基づき次の実践を意図的に計画実施することにより、問題解決をはかり、その解決過程をも評価していく研究方法です。

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