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2021年 20冊目「フードテック革命」

この分野は門外漢なので手に取りました。
今度大手食品メーカさんでKPIの話をするのでちょうど参考になりました。


食に関して不満を抱えている層は日伊米で2-30%

80億人弱の人々が1年の食事は8兆回
→1~2割が100円追加すると80~160兆円の市場ができる

2014年からフードテック投資が増加
ビルゲイツも未来のプロティンに投資

次世代食材生産
・垂直農業
・アクアテック
・植物性プロティン
・発酵/微生物
・培養
・分散生産/エッジ生産

16のトレンド
ベースとなる潮流
・食の価値の再定義
・科学的調理法の普及
・科学の活用と生活者データの見える化
・キッチンの位置づけの進化
・持続可能性と食サービス

新アプリ領域
・超個別化食
・レシピの進化とデータPF
・事業領域の融合からフルスタックへ
・小売り×フードテックの挑戦
・シェアリングエコノミーと食
・レストランの進化+フードロボット

事業創造トレンド
・ベンチャー育成プラットフォーム
・社会実装のエコシステム構築
・新チャネルの登場
・食品生産の分散化
・新バリューチェーンの構築

フードシステムの3階層
3 Sovereignty:食料主権
2 Safety:安全な食品提供
1 Security:安全なアクセス

アフターコロナで求められる5領域
1 医食同源
2 エンタメとしての料理
3 代替プロティンの拡大←どうやって100億人の胃袋を満たすのか!
   インポッシブルフーズ
   ビヨンドミート
4 フードロス対策
5 最前線ワーカ支援

代替肉の進化の5段階
1 肉の代用品
2 肉もどき
3 肉に近い喫食体験
4 肉と同じ調理 喫食体験
5 肉以上の機能性

代替肉のカテゴリー
・植物性プロティン
・マイコプロティン
・昆虫食
・培養食
・微生物・発酵
・(エアープロティン)
→日清食品と東大が研究
効率化を超えたフードロボ
・バックヤードだけではなく配膳も

Future Food Vision
1 自らつくることを大事にする社会
2 調理時間の価値最大化
3 1日1回の食を大事に感じられる世界
4 超バリアフリーダイニング
5 食学・料理学のコアスキル化
6 ニッチな食ニーズにも対応してくれる社会
7 科学技術を通じた日本食文化・技の刷新・世界への発信
8 食・料理を通じた地域コミュニティの復活
9 食・料理を通じ孤独を減らす
10 食に関わる移動ゼロ化(究極の地産地消)
11 自分コト化して働ける食産業

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