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2022年67冊目『超訳 易経 陽』

面白かったです。
今度「陰」も読もうと思います。


易経は四書五経のトップに挙げられる経書でもあります。

現代でも使える様々な事に対する具体的な方法が学べる実践的な哲学書です。

荀子が、「易(易経)に学んだ君子は、占わなくても出処進退が分かる」と言った本です。

当時は占いで様々な重要事項を学んでいました。

それをしなくても原理原則が分かるという事ですね。

人生を6つのステップに分割しています。
それを龍として表現しています

1 潜龍:志を打ちたてる
リーダは、潜龍を用いてはならない
潜龍の時は認められないほうがよい(時がある)
志を立てることに専念する
不遇を楽しむ

2 見龍:師となる人物に見習う
基本の型を学ぶ時代←TTPですね
原理原則を教えてくれる大人に学ぶ
大人のコピーに徹する←TTPですね
自分に問いかけながら型を学ぶ←TTPですね

3 乾惕(けんてき):失敗に学び、日進月歩する
プロとしての技を磨く時代
果敢に進んで失敗に学ぶ
大胆かつ細心に、前へ進む
マネジメント能力を養う
真摯に仕事に取り組む

4 躍龍:飛躍の機を捉える
機を見る力を養う時代←兆しを捉えるですね
機がすべてを動かす
志に立ち返り、力を呼び起こす

5 飛竜:雲を呼び、雨を降らす
飛竜は天に至り(絶好調の時がやってくる)
全ての人、モノ、事が教えてくれる
聞く耳を持つ度量を身に着ける
いさめてくれる人はいるか

6 亢龍(こうりゅう):おごり高ぶる龍の顛末
必ず後悔する
失墜しないために
飛竜になりたいし、亢龍になりたくないですよね

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