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2021年 10冊目『ゴルフ「ビジョン54」の哲学』

息子さんがアメリカでゴルフプロを目指している紫垣さんに紹介してもらいました。
紫垣さんが、ビジネスでも使えるところいっぱいあるよと教えてくれました。


私はゴルフはしませんが、帯には、宮里藍さんが「ゴルフ以外にも応用できる」とあります。

ゴルフ54は、パー72の18ホールすべてでバーディーを取ったスコア
・不可能なことを想像し、それを実現する方法を見出す
→女子最高のプレイヤーのアニカソレンタムは、それで59を出した!

P+T+M+E+S=54
・P:Physical
・T:Technical
・M:Mental
・E:Emotinal
・S:Social
→PT以外にも大きな影響を及ぼす要素がある

ゴルフ54は
・信じられるルーティーン(自分なりの手順)の組み立て方
・そのルーティンを練習場からコースへ持ち込む持ち込む方法
を伝授する
・フェアウエイに打ち、グリーンに乗せ、パットを決める。
・それを18回繰り返せばよい。
→物事をシンプルに考えればよいってことですね。

・自分で支配できることに集中する
・結果の目標ではなく、過程の目標を定める
→まさにKPIマネジメントですね。

ゴルフにはもちろん、ビジネス、人生でも役立ちそうです。

この本で提唱している事
・どんな能力レベルの人でも、潜在能力を最大限に引き出して満足のいく成果をもっと頻繁に、重圧のもとでもより確実に得られるようになる新たな思考法を紹介する。
・ゴルフは恐れるものではなく、愛するものとなる。
・抱える根本的な課題は、スイングの仕方ではなく、ゴルフへの取り組み方にある。

ゴルフ54は学ぶための手法
・スイングと打つ人、練習と実践。切り離されてていた2つを1つにする。
・生徒の潜在能力を軸にしている。
・身に染み込んだ教訓は人生の師となる。
・誰でも一度はグッドショットを打っている。それをより多く打てるようにする。

従来の方法は、生徒と先生の従属関係方式
ゴルフ54はソクラテス指揮の問答学習法
・自分をより深く理解し、自分の能力を引き出す方法を知り、自分自身をコーチする術を習得する。
・自分で支配できることだけに意識を向ける。
→自分ではどうにもならないことにエネルギーを注いでも仕方がない。その時点では取り越し苦労に過ぎないのだから。→私がいう「選択肢が無い事に悩まない」と同じ

プレー集中力を学ぶ
・準備、集中力、テンポ、意欲
・自分が支配できるのは「練習」
・実践を想定した練習をする
・人の一番悪い癖は、緊張した時にこそ現れる事を覚えておこう

信条
・人はみな無二の存在である
・人はみな無限の可能性を持っている
・その人が誰であるか、何をするかは区別して考える

成功する人々には驚くべき共通項があることを発見した
例えば、逆の話ですが
・悪いショットの原因は悪いスイングだが、悪いスイングを引き起こすのはたいてい悪い思考である!

どうすればよいか
・思考ボックス(どうするか考える)と実行ボックス(それを実行する)を分ける
・その間に目に見えない「決断ライン」を置く
→これすごい分かります。
・思考ボックス→実行ボックス→リラックス → 思考ボックス→実行ボックス
人間の最も抑えがたい感情は「期待」
最も厄介な体質が「惰性」

大きな目標は小さく考えることによって達成される
→因数分解。持てる荷物にするってことですね。
不可能なことを想像し、それを実現する方法を見出そう
→Moon ShootやOKRの話ですね

ゴルフで大事なのは良いショットの質ではなくて、悪いショットの質
緊張をコントロールするドリル
1 バケツに近くからボールを落とす
2 一歩下がってボールを入れる
3 さらに一歩下がってボールを入れる
4 これを繰り返した際の身体の変化を知り、それをコントロールする。
自分が打ったショットすべてに良い点を見つけよう。

見つからなければ黙すべし。
→まさにそう

ラウンドを崩壊させるきっかけは、失敗ショット自身よりも、そのショットへの反応。
→間違いは誰でもする。その間違いに対する反応をコントロールする。
結果が不満だから、衝動的に反応するのは賢明ではない。
→怒りは人をおろかにする。判断を鈍らせる。動きの鈍った脳で反応させる。

アニカソレンタムは、ミスショットの後、くるりと向きを変えて笑い出した。
→彼女のコントロール方法
感情調整法の例
・ハートフォーカス→ハートブリージング→ハートフィーリング
心臓に集中して、心臓を意識して、呼吸して、心臓を感じる
練習プランを練る
・同じクラブで何度も打つことは実践ではありえない。
・何をたっせいしたいのか・
・お金と時間をどれくらい使うのか。

G-POPですね
自分の悪い(失敗するという)思い込みをやめる
うまくいっている時は誰でもできる。
うまくいってない時に思い込みを変える方法を見つける。
・身体面、精神面、感情面から状況を変える方法を見つけておく。
→ゆっくり呼吸。目線を上げる。陽気な声を出す。成功した過去を思い出す。

数字の結果だけではなく、過程からの学びを記録しよう
→まさにG-POPマネジメント

自分にあったスイングを信じよう。
あなたの成果なのだから主張しよう。あなたのゴルフなのだから自分のものにしよう。

技術は磨かななければ磨けないし、新しいことに挑戦しなければ学べない。
信じたことを必ず叶う。信じればこそ叶うのだ。
・ゴルフを練習する。練習を練習するな。
ショットを成功させるにはいかに事前の準備が大切か何度も説いてきた。
→まさにG-POPマネジメント

・今日学んだことは
・次回に生かしたい経験は
・最も重要な決断は
・1つやりなおせるとしたらどこを修正する

満足できた点・よりよくする改善点・それをどうやって。
→GOOD&BETTERにHOWを加えたもの。
全てのショットに目的を持とう
→まさにG-POPマネジメント

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