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2020年 5冊目『ココ・シャネルの言葉』


ココ・シャネルについて知らないことだらけでした。
ココ・シャネルは孤児院から人生を始め、シャネルを立ち上げました。

ココ・シャネルが産み出したものの一例として
黒いワンピース、ジャージー素材の服、ツィードの服、マリンルック、パンタロン、プリーツスカート、イミテーションジュエリー、ショルダーバッグ、リップスティックなどがあるそうです。


こんな言葉を残しています。

「モードではなく、私はスタイルを作り出したのだ」

「シンプルで、着心地がよく、無駄が無い。私はこの3つの事を自然に、新しい服に取り入れていた」

「ジャージーを使う事で、私は締めつけられた肉体を解放した」

「表以上に裏が大切。本当の贅沢は裏にある」

「私は論理的な女だから、理にかなった服しか作らない」

だから、彼女が作ったスタイルは、今でも残っているのだと思います。

歴代の彼も大物が名を連ねます。
ピカソ、ダリ、ストラヴィンスキー、ウェストミンスター侯爵(ヨーロッパ一に金持ち)、ディミトリ―大公(ロシア皇帝)など。
しかも彼らからインスピレーションを受けて新しい創作をしているのです。

公私が一体なわけです。
だからこんな言葉を残しています。

「仕事のための時間と恋愛のための時間がある。それ以外の時間なんてあるわけがない」

「ピカソは私の「偉大な友人」である」

これ以外にも強い言葉を残しています。

「20歳の顔は自然がくれたもの。30歳の顔は、あなたの生活によって刻まれる。50歳の顔にはあなた自身の価値が表れる」

「私はこうなりたいと思い、その道を選び、その想いを遂げた。そのためにしたことで、人に嫌われたり、嫌な女だったとしてもしかたない」

56歳で一度引退したシャネルは71歳でカムバックします。

「退屈していたの。それに気づくのに15年かかった。無よりも失敗を選ぶわ」

彼女の革命はすべて嫌いなものをなくすから生まれています。

「私は確かな「嫌悪の精神」を持っている」

「私はシャネルスーツを2着持っている。この2着で私はいつもちゃんとした格好をしていられる。これがシャネルというものだ」

「人は非常事態の中で才能を表すものだ」

「私は自分が着たい服を着ただけ。私はいつだって自分が着たいと思う服以外作らない」

「私は人を判断するのに、お金の使い方で見分けることにしている」

「物をあれこれ買うなんて考えもしなかった。自分の自由買わなくてはならなかった。それにはいくら出してもよいと思っていた」

ファッションデザイナーが男性だけの時に女性のデザイナーとして出て来たシャネル。

既得権益の抵抗も強かったようです。

女性×デザイナーの地位が低く、有名人のサロンに招待されませんでした。

しかし、自らヨーロッパ中の著名人を集めたパーティを主催し、皆がそこに来たいと思わせ、サロンへの招待をさせたようです。

戦略的です。

シャネル、とても好きになりました。

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