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2021年 61冊目『人事の組み立て   脱日本型雇用のトリセツ』


私は比較的この分野に知見があります。
良い本かどうかって知見がある分野で7割くらいそうそうで、3割くらいがへーって割合だと思っています。
この本はまさにそうそう。


前半がそうそう。
中盤がなるほど。
後半がそう考えるといいんだ!
人事に関連する人は、必読ですね。

そうそう
・日本のジョブ型は変だよね
・ジョブディスクリプションなんて作れない
・ジョブ型なら若くして出世できるわけない
・日本企業の教育はイケテイル
→タスクを集めてやらせて、慣れたら入れ替える

・海外はエリートとそれだけやれば良い籠の鳥
・日本は誰でも出世の可能性がある
・日本の正社員は長労働時間
・それを支えるのはパートナー
・海外のエリートも長労働時間(でも日本よりは短い)

・売上も増えないのに商品開発
・非正規雇用があるから正社員が守られる
・男性は家計と昇進、女性はマミートラック
・欧米では人事はメインではない
・人材開発委員会は有効
・タフアサインメントが人材開発の要諦

なるほど
・日本の人事はヨコヨコタテタテ
→誰が辞めようと新卒1人採用すれば終わりの魔法の仕組み
・帰宅を阻む二神教(上司と顧客)
・女性の係長が増えているのは、今後の期待
・日本のデフレの原因はガラパゴス組合(1社だけ賃上げできる→すくみ合う)
・OSとアプリの割合で会社を3大別

そう考えると良いんだ
・夫婦二人で分担し、女性も坂道を上る
・誰もが昇進できる社会との決別
・人材戦略は大筋だけ考える
・キャリアの後半で接ぎ木して、全員成長から降りられるようにする

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