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2020年52冊目『稲盛和夫の哲学 人はなんのために生きるのか』


稲盛和夫さんの実学でアメーバ経営の深さ(表面的には知っていたが、その深み)を知り、手に取りました。


冒頭に書いている「宇宙にあるどんな微小なものであっても不必要なものはない。人間はもちろん、神羅万象、あらゆるもにに存在理由がある。どんな小さな存在であっても、その存在がなければ、この地球や宇宙も成り立たない。存在ということ自体に、そのくらい大きな意味がある」とあります。

その理由として、「エネルギーの総量は一定なのですから、無性物であっても、どんな小さなものであっても、すべてが宇宙を構成するために必要かくべかざるものなのです。微細なものが欠落しても、それは宇宙のバランスを崩すのです。だから、不必要なものはない。存在する以上、宇宙を構成する必要なもの、あるいは必然として存在しているのです」とあります。

そう言ってもらえれば救われます。

そんな稲盛さんが、宇宙、意識、創造主、欲望、魂、科学、本性、自由、犯罪、目的、運命、試練、苦悩、逆境、勤勉、死、共生と競争、足るを知るなどについて話されています。それもご自身の言葉で書かれています。

薄い本ですが、心に染みてきます。

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