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高成長高配当株


高配当株の前提

高配当をだしてる企業はすでに市場が成熟しており、今後大きな成長が見込めない為、配当金による株主への利益還元を多くしているに過ぎないです。だから、新しいビジネスの投資機会があまりないです。いわばおじいちゃん企業です。the 低成長ですよね。

業績がグングン成長して株価も伸びていく可能性が高い。しかし今の株価は安い。この両立は難しいです。割安・高成長の高配当株をゲットするのは難しいです。


高成長高配当の株を買うタイミング

1.市場暴落・低迷時
2.特殊要因で短期的に売り込まれている時

1.
〇〇ショックやリスクオフのムードが漂いどんな株式も冴えない値動きの時はチャンスです。

気をつけるべきは、〇〇ショックなどの暴落の時に買っていいのはファンダメンタルズが強い銘柄だけです。経済状態が強いもの(売上、利益、業績)だけです。つまり、業績が好調で、最高益を更新している、配当金は増配傾向にある、来期以降も強気の業績トレンドが続く見込み、財務が盤石無借金・キャッシュフローが手厚いなどです。これ以外の銘柄は買い付けをいれる意味はないです。

2.
市場全体の暴落とはいかないまでも、何かしらの事件が起きて短期的に売り込まれている時もチャンスです。この時外部的要因に巻き込まれて暴落チャンスが来る時があります。単体でみると悪くないけれども、業界全体で見ると落ち込んでいるからつられて落ち込んでいる銘柄は買いです。

どうやって高成長の高配当株を探すか

1.配当利回りランキング上位を狙わない
2.配当性向はよりシビアに見る
3.超大型株は避ける
4.積み立てではなく短期で一括で購入する

1.
暴落や特殊要因で短期的な売り込み相場で配当利回りランキング上位にいる銘柄を狙うのはイマイチです。なぜなら上位にいるのは基本的に低成長組だからです。配当金を多く貰いたい人は常に高い利回りを求めてしまうものです。だから、狙いどころは配当利回りランキングにギリギリ入ってこないような微妙な位置に潜んでいる銘柄の中に高成長高配当株が潜んでいる可能性があります。

2.
配当性向が高い企業の中に高成長の企業はないです。配当性向とは1株あたりの配当金÷1株あたりの当期利益です。ようするに、1年間稼いだ利益のうち何%を株主に渡すのかという指標です。株主に渡さなかった分は社内に蓄えられて、翌年以降のビジネス拡大に使われます。日本企業の平均配当性向は30%程度といわれています。米国企業は業績がぐんぐん成長している時は配当金なんか出さない(配当性向0%)です。成長機会を失うとともに配当性向を徐々に高めていきます。成熟すると80%〜100%近い配当性向にまで高めます。(利益はほぼすべて株主へ還元)米国は特にステージごとに配当性向をコントロールしています。配当性向が低いということは会社が市場に成長機会を見出しているということです。成長に自信があるから株主にお金を渡さないということです。高成長の高配当株が欲しければ配当性向が高い銘柄を選ぶのはアウトです。

3.
大型株は避けた方が無難です。なぜなら市場が飽和してて伸び率に期待できないケースが多いからです。知名度の低い中・小型株の中に高成長高配当株が潜んでいるかもしれないです。

4.
高成長の高配当株はコツコツ積み立てるような類のものではないです。仮に株価が低迷し高利回りなっている期間があったとしても市場がその高い成長性に気づけば割安で放置されていた株価はすぐに修正されるからです。割安になってる期間は短いです。

まとめ

高成長高配当株が自分のポートフォリオの中にいると心強いです。








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