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CVR改善で必ず試すべき7つのABテストアイデア①ステップを削る

こんにちは。ギャプライズの中野(@nakanoyuta1111)と申します。

僕はWebマーケティングのコンサルタントとして、クライアントのサイトCVR改善支援をしており、今まで30サイト以上・1,000回以上のABテストを実施してきました。

サイト改善していれば、常に右肩上がりでCVRが上がるわけではありません。どのサイトもCVRが劇的に伸びるターニングポイントがあります。

振り返ってみると各サイトでターニングポイントになった共通のABテストアイデアがありました。サービス特性やサイト構造によってハマるものとハマらないものがあるのですが、僕がサイト改善を取り組む際に意識してことをまとめました。

以下、ターニングポイントとなった7つのテストアイデアです。

1.ステップを削る
2.繋げる
3.短くする

4.
分ける
5.煽る
6.安くする
7.ハードルを下げる

まずは1.ステップ削るをご紹介します。その他ものは順次ご紹介していきます。

1.ステップ削る

「ステップを削る」というのはユーザーがCVまでするまでの遷移数を減らすことを指します。

具体的にいうと旅行系のサイトの場合、

TOPページ→検索結果ページ→詳細ページ→予約入力フォーム→予約確認ページ→予約完了ページ→料金支払いページ→支払い完了ページ

といった形の遷移フローがメインになります。

旅行サイトでいうと支払い完了ページに遷移して、やっと売上に繋がります。そこまでたどり着くまでにどこかしらのページで絶対に数%~数十%のユーザーが離脱してしまいます。

そこで必要ないページは削除することを推奨しています。

極端な例ですが、上記の遷移フローで例えると、予約確認ページと予約完了ページを削除しても、ユーザーは最後の料金支払い完了ページに辿り着くことは出来ます。これらのページで5%のユーザーが離脱していたら、その分料金支払いページに遷移する人は増えます。

よく「予約確認ページないと入力内容が間違っていた時に困る」や「予約完了ページ削除したらユーザーに完了したのか分からなくなる」という声をいただくのですが、予約完了ページを削除しても、料金支払いページのファーストビューで「予約は完了しました。下記、支払い項目を入力してください」と、ちゃんと記載すればユーザーは違和感なく、入力してくれると思います。

CVページに辿り着くために本当に必要なページなのかを見極めて、不要な導線は削除しつつ、削除することでユーザーにとって不便な場合は別の方法で補っていくことが大切になります。


次回は2.繋げるについて記事を書いていきます。


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