時間とは「火がついた導火線」なのだ。


時間は有限だということはみんなが知っている事実ですよね。時間が大切なことはわかっているはずなのに、だらだらと無駄に過ごしてしまいます。

これはイマイチ危機感を感じられていないからではないでしょうか?

「時間は有限」
「time is money」


などと言われても、それはもちろん理解できるんだけど、なかなか行動できないものです。ピンポイントで胸に刺さっていないからではないかと思います。そこでいい表現を見つけたので紹介します。

時間とは「火がついた導火線」なのだ


すごくわかりやすくないですか?

この言葉は三田紀房さんの書籍『「ここ一番」に強くなれ!』で書かれた一文です。

今過ごした時間、1分1秒が消費されているのです。あなたに残された時間がどんどん減っています。刻一刻とタイムリミットが近ずいていってることが具体的にわかるかと思います。


何に使ったり、どう過ごすかで、過ぎた時間が変わるわけではありません。導火線はずっと同じペースで燃え続け、いまこの瞬間も少しずつ、確実に時間が失われているのです。


こんな話を聞くと混乱してしまうかもしれません。

人は「物事には限りがある」とわかったとき、はじめて戦略的になれる。 時間がないからこそ、お金がないからこそ、人が足りないからこそ、武器が足りないからこそ、戦略が生まれるのだ。


本書ではこのように記載されています。

だから、大いに焦った方が良いのです。無限にあると思えば、誰も戦略なんか立てず、無計画に惰性をむさぼってしまうでしょう。


人は追い込まれたり、ピンチや逆境に立たされたときに最も実力を発揮するものです。そのために危機感を持って取り組みましょう。



時間について考えると、多くの人が時計を思い浮かべることだと思います。しかし、これがかえって時間の本質を失う恐れに繋がると言います。


なぜなら、時間というのは、リセットされないし、ぐるぐる回ることもありません。ただ不可逆的に過去から現在、現在から未来へと流れていくだけなのです。




くすぶってはいけません。人生の導火線には、すでに火がついているのだから。




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