大きいけど優しい、小さいけど響く。

今夜は下北沢BIG MOUTHで3マンでした。ご来場ありがとうございました☺︎
BIGMOUTHはもう5回目くらいかな。コロナで飛んだ3月〜6月を除いて毎月ライブを組んでもらっている。

ここでのライブは面白い。オーナーの田井さんの意向で、リハの時に指弾きでちょうど良く聴こえる音量でアコギを決めたら、本番は基本触らないので後は自分のタッチでやってくださいという具合だ。
これは別にイジワルではなくて、こうすることで優しいけどノリの良いストロークや、本当に太くていい指弾きの音を出そうという意識をする。手や指の感覚と実際の外音との誤差がないか、神経が研ぎ澄まされる。

音量ってのはスピーカー通しちゃえば大きくも小さくも自由に出来る。実際今までの僕はアコギのストロークがちょうど良く聴こえるバランスにして、音量が下がる指弾きの時に手元のエフェクターで音量を持ち上げていた。
それが悪いわけじゃないし、サウンドチェックをする時間がない現場や、音響設備が整ってない現場などでは、この方がまとまるし、聴こえ方に気を取られないで演奏出来るというメリットがある。

ただ、今までどう鳴らすかということをそこまで考えないでデジタルの調整に頼っていたなということを気づき直せた。(これは初めて生音ライブをした時にも感じた。)
録音したライブ音源を聴きながら電車に乗って帰る。この繰り返し。次はもっと良い音で鳴らしてあげたい。

12月4日(金)に下北沢BIG MOUTHで弾き語りワンマンが決まりました。
あと2ヵ月でどれだけ変われるか楽しみです。10名限定なので、カレンダーにポチッとしていただけましたら幸いです。