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友達が妊娠した君へ

今日は #国際女性デー  ということで私も微力ながら、未来のために少し書いてみようと思う。
私は去年の11月に自分が妊娠していると分かり、それからその事実に対して「周りにどう伝えるか」ものすごく葛藤してきた。なぜなら自分自身含めて「妊婦とはこういうもの」という想像がなんとなくあって、それが自分のアイデンティティを阻害するものだと思ったから。

事実、想像していた通りのこともあるし、そうでないこともあった。妊娠が発覚したての私は3ヶ月後にとっても大事な仕事があったし、これから伸ばしたいスキルや築きたい人間関係もあって中々前向きになれなかったんだけど、その中で半年を迎えた今改めて、周りも含めて伝えておきたいこと書いてみました!

「あのひとは妊婦だから」というバイアス

LINEの返信が遅いこと、
夜遅くまで起きていられないこと、
色んなことを許容できるようになったこと、
これは自分が妊婦であることとは全く関係ない。

妊婦だから仕事が遅いんじゃなくてデフォルトでこの早さだし、もともと徹夜はできないし、自分が何度も悩み苦しんで精神的に成長したから受け入れられるようになっただけ。でも、

歩くスピードが遅いこと、
食べられないものがあること、
ひとりでは出来ない作業が増えたこと、
これは私が妊婦であることに起因する。

これに気付いて気を遣ってもらったときはすごく嬉しいなと思うし、知識として理解しようとしてくれる姿勢を見るだけで心が温かくなる。それは「女性・妊婦を知る」ということだけでなく「人を知る」ということに繋がっていくと思うし、
妊婦だけでなく、アレルギーやHSP、ADHDなどその人自身が持つ特性は様々で、友達や仕事仲間を知るための1ピースに過ぎないよね?

勝手に決めないで、まとめないで。

私は健康体だし、幸い半年で経過も順調だからこんなことが言えるのかもしれない。そう、本当に妊婦なんてケースバイケース。
だからこそ周りには「妊婦」というものをこうだと勝手に想像しないで欲しいし、その先の「お母さん」であることも含めて勝手にカテゴライズしないで欲しい。

やっぱり知ることって大切。
知った気でいることと、実際に調べることや人に聞いてみることは全然違う。

今日は国際女性デーに関連して、Googleなど沢山のクリエイティブが発信されているので、少しでも「知る・考える・行動する」キッカケになったらいいなと思い紹介します。
あなたも少し先の未来で、周りの友達や仲間を大事にしてあげてね。(そして私も周りへの感謝と自戒を込めて)


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