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壱岐市×複業人材プロジェクト【第1弾】始動!

複業人材登用プロジェクト任命式(発足式)

壱岐市では、株式会社Anotherworksと連携協定を締結し、複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を活用して、民間複業人材を行政課題解決のために登用する実証実験に取り組んでいます。
令和4年1月11日、5名のアドバイザーを採用し、任命式(発足式)を開催しました。

壱岐市複業人材発足式リアル
壱岐市長とアドバイザー(複業人材)、AnotherworksCEO大林氏

プロジェクト概要

令和3年11月12日に壱岐市と株式会社Anotherworksは、連携協定を締結し、民間複業人材を行政に登用することで、地域課題を解決する取り組みを推進しています。同日より、3職種の求人を開始し、82件のエントリーの中から、12月末までに面接等を重ね5名のアドバイザーを採用しました。

・DX推進アドバイザー:1名
・ワーケーション促進アドバイザー:2名
・組織運営アドバイザー:2名

期間は、令和4年1月11日から令和4年3月31日までの約3ヶ月間
基本的には、オンラインで業務を行います。
壱岐市はSlackを導入しているため、日々のやりとりはSlackを活用して、1〜2週間に1回はオンラインMTGを行います。
実証実験であるため、複業人材の活動はプロボノです。
※詳細は、リンク先ホームページをご確認ください。

複業アドバイザーの皆さんとともに働くことで

就任式でアドバイザー皆さんの自己紹介やコメントを聞きながら、改めて、この人たちと出会えてよかったと思いました。本当に素敵な方々で、何より想いがある。

公務員の仕事は、社会保障や福祉、インフラなど「当たり前」の生活を守る責務もある一方、地域GDPやQOLを向上させる。地域を良くするミッションもあります。でも、人口減少で地域が衰退し、課題も山積していく中で、仕事に追われ、地域に貢献したいという熱い想いを、いつしか見失って、ただただ、日々の業務をこなしてしまっている。どうせ無理でしょ。と諦めてしまってる。そんな場面も多々あります。

僕の想いとしては、この活動を通して、市役所の仲間にどんどん未来に向けて挑戦しようというマインドになって欲しい。世の中の雰囲気なのか、少し消極的だったり、批判を気にして動けていなかったりする。自信を持って、ワクワクしながら、島の未来を創る。自ら動く仲間を増やしていきたい。そのために、成功事例を作ろうと思うし。この取り組みを全力で楽しもうと思っています。

実証実験の先に

複業人材と協働すること。その先には、関係人口化と言われるものだったり、壱岐島のファンになっていただいて、継続的な関係性を築いていくことを目指しています。そういった面でも、すごく貴重な出会いでした。
壱岐市は、スーパーシティ構想(提案は断念しましたが、)を掲げています。それは、今のSDGs未来都市としての取り組みの先にある壱岐版Society5.0の姿です。
人口減少を止めることは難しい。でも壱岐に関わる人を増やすことはできます。リアルでもバーチャルでも、壱岐が好きで壱岐のために動いてくれる、関わってくれる人を増やしていくことで、新しい社会のかたちを作っていく。バーチャル政令指定都市を目指していく。そういった未来に繋がる取り組みにしていきたいです。


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