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『ガタガール』〜干潟の思い出〜ー2023.10.20

来月、本村より先生のラジオにゲストとしてお邪魔させていただきます!

R’s Message Vol.45
金曜20:00からFMプラプラ(アプリ)よりTOKYO854 くるめラ
こちらのURLからも視聴できます→https://fmplapla.com/fmhigashikurume

※より先生についてはこちらの記事から↓
より先生の楽しいミュージカルライフ!:創立編
より先生の楽しいミュージカルライフ!:資金繰り編
より先生の楽しいミュージカルライフ!:集客編

テーマは「面白いとはなにか」
そろそろ打ち合わせの日ですが、まだピックアップする作品を決めかねています。

世にも珍しい干潟をテーマにした漫画

再び本棚をひっくり返していたところ、なつかしい漫画を発掘しました。

『ガタガール』です。

干潟をテーマにした世にも珍しい生物漫画です。
我が故郷には、谷津干潟という、ラムサール条約に登録された自然保護区域があります。

数年前に谷津干潟観察センターで『ガタガール』とのコラボイベント? のようなものがあり、そこでこの作品を知りました。

中学生の少年・干太はある日、姉に連れられて干潟散策会に行くことに。そこで干潟を愛する美少女と運命の出会いを果たす……というストーリーです。

干潟を愛する美少女というのがじつは同じクラスの七瀬 汐(ななせ うしお)で、彼女に誘われるがまま学校の生物部に入ることになります。

カニとかヤドカリとかその他水草、微生物など干潟に生息するいろんな生き物について詳しくなれる漫画です。

干潮時の干潟に入って、泥から抜け出せなくなるエピソードを読むと子供の頃を思い出します。あの泥の中で何人が長靴を紛失したことか……。

また、ジブリの『思い出のマーニー』でも干潟の中に入るシーンがあるのですが、あんなスタスタは歩けないよななんて思いながら観ていました。

9年前の映画で驚愕している

ちなみに私は小学生のとき谷津干潟に松葉杖を落としたことがあります。
自然保護区域なので、勝手に入ってはいけません。先生がどこかに電話して許可を取り、はしごを使って取ってきてくれました。骨折しただけでも最悪だったのに、より最悪に拍車をかける思い出です。

干潟って水鳥だけじゃないんだな

長らく干潟の近くに住んでいましたが、この漫画を読んで思ったのは、「本来の干潟ってこういうものなんだな」ということです。

谷津干潟はどちらかというと渡り鳥や水鳥の観察がメインなので、小さい生き物の生態は知りませんでした。普通に良い漫画ですが、連載当時(2017年)には打ち切り回避の運動などが行われ、盛り上がっていたそうです。知ってたら参加したかった。

紙のコミックスは3冊(1、2巻+ガタガール sp. 1)、電子書籍では『ガタガールsp.』の2、3巻が出ています。

私は紙版しか持っていないのですが、電子書籍では完結したのでしょうか?

干潟ということでなんとなく思い入れのある作品でもあります。
ピックアップ候補のひとつにしたいと思います。

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