よくある勘違いシリーズ⑧触っていい所、いけない所
レッスンでよく見る、勘違いシリーズ。これは、習わない人が多いのかもしれません。それくらい、自然に、普段できていないといけないこととも言えるでしょう。
バイオリンには、触れていいところと、できるだけ触れたくないところがあります。
手垢、汗、脂...練習中の涙はともかく、扱いによって汚れた楽器は見ていて悲しくなります。
まず、ケースを開けて、取り出す時↓
楽器を持って移動する時↓
そして楽器を構える時↓
人により、肩当てを取り付ける、あるいは外す時↓
もちろん、ネックは手が触れていいところです。
あとは基本的に首が当たるところ(指が触れるのは本体というより、あご当てのところ)。それ以外は仮に触るとしてもピンポイントです。
楽器を修理される方々は、手垢などがつかないようにとても頻繁に手を洗われます。洗剤を使う方もいらっしゃいます。
なるほど、われわれ弾き手も、よし!練習だ!ジョイで手を洗うぞ!とはなりません。できる範囲の心掛けで、なるべく大切に扱いたいと思います。
補足
汗をそのままにすると、ニスが傷んだり、塩が溜まってリタッチしにくくなる、など良いことはありません。
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