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「mustを手放しwantで生きる! 市川地歩」

悩むこと自体が
成長
福島正伸

「隊長、実を言うと地球探検隊の旅、心から楽しめていなかった自分がいました!」国内外と20回以上、旅している超リピーター隊員じぶからの衝撃の一言だった。
でも、気を取り直して、
「本音が言えるようになってるってことは、ステージが上がってる証拠だよ!」そう言うと、
「今年5月に起業しました!」

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去年、久しぶりに会って、隊員じぶがは癌が発覚し経過観察中というのを聞いていたから、「起業への思いと、今描ている未来像」を聞いてみたくなった。

「地球探検隊」隊員(お客さん)の誰もが、居心地の良い第二のホームのような空間をつくっていたと思っていた俺。
「探険隊の旅に申込んだ次の日、ツアーが中止にならないかな」って思うほど、苦しみや辛さを乗り越えて、どこまでも成長しなければならない修行のような場所だったと、隊員じぶ。
きっかけは、隊員じぶが人生に悩んでいた頃、
「この人といけば、この旅に参加すれば自分は変われるんじゃないか」と思い込んでいたらしい。

すると、どうなったか?

変わらなければならない。
楽しまなければならない。
中心人物の隊長と仲良くならなければならない。という無限ループに陥り、自分で自分をがんじがらめにしていたらしい。

隊員じぶと行った「モンゴル騎馬遠征隊ザナドゥ」の旅動画。この旅は初めて尽くし。ほとんどが乗馬初心者で5日間で200km馬で走破。この旅から2組のカップルが生まれて結婚。
馬に乗って街に繰り出し、馬上で冷えたビールを飲みながら街を闊歩して、モンゴル人の注目の的になった。俺は派手に落馬して鍼のお世話になった(参加者に鍼灸師が2人もいた)旅。

俺が「地球探検隊のコンセプト」に書いていた「旅は終わってから始まる」も、隊員じぶにとっては、「旅は終わったら終わりです!」だった。そんな隊員じぶが等身大でいられた旅とは・・・

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今は「癌になったおかげで、いろいろなことに気づけた」という。その気づきとは?
そんなvoicyラジオ対談、フォローして聴いてほしい。

癌の手術は成功したのに、嬉しくなかったほどメンタルが落ち、精神科にも入院した。コンサルを受けたり、神社に行ったり、自己肯定感を高めるため、潜在意識に刷り込むアファメーション唱えたり、「良いよ」といわれる事は何でもやった。どうして起業する気持ちになったのか自分でもはっきりしないらしいが、隊員じぶが立ち直ったきっかけは、何気ない人との対話だと思った。

想定外のことが起きた時、正気を取り戻すのには会話が必要だ。トム・ハンクス主演の映画「キャスト・アウェイ」で無人島に流れ着いた男がウイルソン製のバレーボールに「Wilson」と名付け唯一の話友達となる。ある場面で、「ウイルソーン!」って叫ぶ名シーンを思い出した・・・。そして、「オンラインサロン(隊長飲み)を何のためにやるのか」が見えた気がした。

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心の中で思っていることと話していることがバラバラだった旅に参加していた時の彼と、今の彼は全く違う。今の仕事を通じて、思っていることと行動が一致しているのだ。「ねばならない!」という義務感ではなく、心からやりたいことをやっている。mustを手放しwantで生きている。だから、お客さんに心から助言できている。人を変えるのは経験しかないと思えた放送だった。

「自己肯定感が高まればマストは早く手放せるかな〜とも思っています」by じぶ。 じぶのポジティブなエネルギーを感じる放送ができて元気をもらえた。じぶ、voicyラジオ出演ありがとう。

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 あたしたちに選べるのは、
 いいにしろ悪いにしろ、
 何かが起こったときに自分が何をするか
 ということだけなんだよ。
 起こってしまったことについては
 選ぶも選ばないもない。
 でも、次に何をするかは選べるよ。
  「最悪なことリスト」 トリイ・ヘイデン(著)



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