「次女の振袖姿を見たい!どうなる?来年の新成人式!?」
一度しか会ってない藤田融さんから熱いメッセージが届いた。
隊長、ご無沙汰しております。お願いがあります。
来年令和3年の1月の成人式が越谷市はコロナで中止となりました。
近隣市町は開催予定です。
そこで、越谷西中の卒業生を中心に自主的に成人式を開催して
埼スタでやることを希望しています。クラファンを立ち上げたようです。
「2021年ミレニアム&+1越谷成人式@埼玉スタジアム」・・・・・・
「ないなら自分たちでつくる!」こういう発想が好きだ。
初めて「内モンゴル」に行った時を思い出した。電気もガスも水道もない大草原のゲル。ドラム缶を見つけた俺たちは、
「風呂がないなら、俺たちで創ろう!」とドラム缶風呂をつくって男女別に一人ひとり入ったのだ。この時の隊員たちのセリフと笑顔が忘れられない。
「隊長、もう死んでもいいです!サイコーに気持ちいいっス!!!」
辺りは真っ暗。空には満天の星とミルキーウェイ(天の川)がクッキリ見えたのだ。
「2021年ミレニアム&+1越谷成人式@埼玉スタジアム」のクラファン、
ちょっと前まで、目標額の半分も満たなかった支援額が、あとちょっとで達成されそうだ。残り12日、91人の支援を受け85%達成している。新成人たちの熱量と、藤田さんのように彼らを応援する大人たちのサポートが支援額を大きく動かしたのだと思う。「人生を拓くには自ら動くこと」を体験した新成人の未来が楽しみだ。
実は2人の娘は越谷市立平方中学校出身で、次女は来年新成人になるのだ。ヘッダー画像は、年の離れた弟、長男・颯馬(ふうま)を抱っこする次女、七海(なつみ)。
偶然にも、このタイミングで、ちょうど2019年1月、長女、未空(みく)の成人式に書いたFacebookの投稿が見つかった。
2019年1月13日
今日は長女 未空の成人式。
破産した身の俺、口惜しいが振袖を借りることを半ば諦めていた。
すると、2人の女友達から、
「私ので良ければ みくちゃんに着てもらえないですか」と
連絡が入った。
「30万とか50万をポンと払えるお父さんも素敵だが、
2人の友達から無料で振袖を貸してもらえるパパもなかなかだろ」
「パパ スゴイ!ありがとう!」と、
ますます父親をリスペクトする娘であった。
越谷で美容院を経営している友達に、もし新成人式が実現したら、長女の時のように、次女も無料で振袖を貸してもらえるか聞いてみた。
「もちろん、喜んで!」との返事。
去年美容院に飾ってあった2つの振袖を娘たちと見に行った時、長女、未空(みく)はグリーンの振袖を選び、次女、七海(なつみ)はピンクの振袖を選んでいたのだ。
七海の振り袖姿を見てみたい・・・。
応援していたモロッコの友人ひかるのクラファンは目標額339万円を達成し109%達成した今、新たなゴールを424万円に設定して動いている。
やはり時代は「競争」の時代から「共創・協奏」の時代へと動いている。これからも応援したい人を応援していきたい。
私たちが一生を終えてこの世に残るものは、
生涯をかけて集めたものではなく、
生涯をかけて与えたものである。
ジェラール・シャンドリ
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