見出し画像

僕がNHK受信料を払いたくない理由

「なつぞら」が終わってしまった。まだ、少しロス気味だけど、これからも頑張っていきます。

ということで(笑)
NHK契約をしていない僕がNHK受信料を払いたくない理由は、以下の通りです。

見たい番組があまねく届いていない

通常のNHK受信契約だけでは見たい番組が見られません。僕が観たかった朝ドラの放送時間は、月〜土曜日の朝8:00からと昼12:45からで、土曜日以外朝は通勤中で昼は仕事中という状態です。そのため、僕はNHKオンデマンドの見逃し見放題パックに加入して観ていました。BS受信契約をしてアンテナを取り付けて土曜日に一気見すればいいとか、録画機器を購入すればいいといった声もあると思いますが、どちらも追加のお金が必要で、NHK契約のみではあまねくという状態には至っていないと考えています。

NHKの主張としては、電波をあまねく受信させているという理屈で、確かに家にいない時間帯でも受信はしているのかもしれませんが、利用する側としては番組コンテンツが視聴できないと意味がありません。

ネット配信などの技術もあるのだから、本来なら「いつでも、どこでも、どんな番組でも」といった感じで届けられるように努力すべきだと思うのですが、地上波放送の受信料に加え、BS放送の受信料、見逃し配信の契約料、特選ライブラリーの契約料と、「取れるだけ取ろう」とするやり方は悪質だと感じます。

NHKの技術開発への疑問

NHK放送技術研究所では色々な技術開発を行っていますが、3DAR/VRスーパーハイビジョンなどの最先端技術の開発は、情報や体験の格差を招いてしまう可能性があるのではないかと思います。つまり、経済的に余裕のある世帯では最先端技術の恩恵を受けられるけど、そうではない世帯では恩恵が受けられず、受け取れる情報の量やユーザー体験に格差が生じてしまうということです。

こういった最先端技術の開発は公共放送であるNHKが担うべきなのでしょうか。

字幕音声ガイドなど、より多くの人に情報を届けるための技術は必要なため、NHKの技術開発そのものを否定しているわけではないですが、情報や体験の格差を生み出してしまうような技術開発を「受信料」という名目で徴収しているお金を使って行うべきなのかが疑問です。

おわりに

批判するようなことを書きましたが、NHKがなくなって欲しいとは思っていません。僕自身も「なつぞら」や「世界ふれあい街歩き」(少し前までAmazonプライムにあったので、よく観てました)のファンですし、うちのおばあちゃんもNHKのドラマを毎回楽しみに観ています。

それでも、強制契約をはじめとする今のNHKのやり方には納得できません。

「NHKから国民を守る党」のような過激な考え方の政党が出てきてしまうのも、NHKのやり方に不満を持つ人が多いからだと思います。「公共の福祉」であるはずのNHKが、ある意味で政界への踏み台に利用されてしまったとも言えるかもしれません。

令和の時代になり、朝ドラも100作品を超え、NHKも変わるべき時が来ているのではないでしょうか。次回は、受信料の廃止と放送税の導入について書こうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?