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【活動内容】 3月 さぼり場ワイン好きの会①

今月の「さぼり場ワイン好きの会」のワインリストが確定しました!
こちらは、ワインの試飲販売会です。詳しい内容は過去の記事をご覧いただければと思います。

非常に難しい状況になっています・・・インポーター様の在庫が安定しません。ずっと続いているコンテナ不足が原因のようですが、それ以外の要素も影響し始めているようです・・・争いなどせず、世界が平和に乾杯ができる日になることを望みます。
今月から、15種類の出品ワインを3回に分けてご案内しようと思います!

①エクス・デ・エストレマドゥーラ・ブルット・ナトゥーレNV / ルイス・トーレス

今月もスペインのスパークリングをご案内します。前回同様、「CAVA」ではありません。このワイナリーは「CAVA」の生産者ですが、「シャルドネ100%で高品質のスパークリングを作りたい!」と思い作られたのが、こちらになります。補糖なしで作られるので葡萄のポテンシャルをストレートに感じてください!

②モスカート・ダスティ / エリオ・フィリッピーノ

過去に日本のワイン市場において一世を風靡したワインの一つ・・・「アスティワイン」と「マドンナ」という甘味の強いフルーティーなワインが流行ったことがあります。「マドンナ」はドイツにある「リープフラウミルヒ=聖母の乳」という意味のワイン。今でも量販店には売っているでしょうか。そして、もう一つの「アスティワイン」こちらの「アスティ」はピエモンテ州の地名で、さまざまな品種でワインが作られています。その中に「モスカート」という品種を使った甘さのあるワインがあります。こちらを当時、「アスティワイン」として売り出したのです。春にはこんなのもいいかなぁ?と思い仕入れてみました。

③アルピーノNV / ルーチア・マリア・メルキオーリ

初のイタリアシードル入荷です!1922年~1943年、ムッソリーニのファシズムの時代に「古代ローマ時代からイタリアを代表する飲み物はワインだけ」と宣言しワイン以外のアルコール製造が禁止されます。いつの時代もこんな指導者がいるんですね・・・「酒ぐらい好きなもの飲ませろ!」って思ってしまいます。これによりシードル文化は衰退してしまうのですが、北イタリアを中心に生産者が増えてきました!果実感もガスも柔らかく優しい味わいです!

④フィニッシモNV / ルーチア・マリア・メルキオーリ

こちらも同じ生産者のシードルなんですが、「一般的なシードルよりアルコール高めのものを作りたい!」と思ったようです。食前酒として、ワインに近い味わいを求めたのだと思います。しかし、りんごの糖度だけではアルコールはそこまで上がりませんので補糖をしています。BIOの認証を取得するために使用する等は、有機きび砂糖です。ぐっとコクと複雑味が増して苦味のある後味が良いです。こちらは500ccのボトルになります。

⑤コントラプント・アルバリーニョ2018 / アグロ・デ・バザン

スペイン、リアス・バイシャス最古のワイナリー。別のキュヴェを試飲会でテイスティングした時に、「あぁ!古き良きアルバリーニョ!」と、「一味惚れ」した生産者です(そんなに古き良きを知らないのですが・・・)。今回は、そちらではなくエントランスラインのワインをご紹介します。今年は、個人的にスペインを開拓していきたいと思っているので、「古き良きアルバリーニョ」も近々、ご紹介したいです。

各Instagramに、当日の販売価格なども掲載しておりますので、ご覧いただけると嬉しいです!ご予約はこちらからよろしくお願いいたします!!!

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