画像生成AIがスゴイ

いやぁ、スゴイですね。画像生成AI。
どんな画像でもイラストでも秒で描いてしまう。
超絶優秀なアシスタントの登場って感じでしょうか。
 
今後、絵を描く行為はどの様な位置づけになるのでしょうか。
わざわざ人間の手で描く行為は、趣味の様になるのかもしれません。
そんなにお金もかからないことからすると庶民の趣味ってところでしょうか。
 
自動車の登場によって、乗馬は、完全な趣味になりました。
お金がかかることから、富裕層の趣味ってところでしょうか。
今後、自動運転が当たり前になれば、人間が運転することも趣味になるのかもしれません。
それも公道では走れないので、サーキット場に行って、走る様になると。
まさに、乗馬とおんなじじゃないですか。
 
自動車の登場によって、人間の体を機械で拡張しました。
坂本龍馬が全国を駆け巡った話は有名ですが、まさに、駆けて(走って)いたわけです。
今考えると、数百㎞も走るなんて想像できませんよね。

そして、コンピュータとインターネットの登場によって、目と耳を拡張したことになります。それも場所を超えて、目と耳から得る情報を獲得できる様になりました。
 
生成AIは、大脳の拡張とも言われます。
検索エンジンの登場で、既に脳の記憶をネット上に拡張しました。
更に生成AIによって、思考やクリエイティブな領域にも拡張しようとしています。

AIが人の仕事を奪うと言われますが、必要なくなる仕事と新たに必要になる仕事が生まれると考えた方が良いでしょう。
ちょうど、馬を世話する仕事がなくなって、ガソリンスタンドができたことと同じです。
 
これまで人間がしてきた仕事の多くが自動化されるでしょうから、それ以外のことにフォーカスして活動することができる様になります。
あまり悲観的になる必要もないでしょう。むしろ、生成AIの登場は、人間の大脳の差異を平準化することに寄与すると思います。
調べたり、考えをまとめる作業をAIが代替してくれるわけですから、使わない手はないでしょうね。
 
これからの人間は、これまで以上に、やりたいことに集中できる様になります。
だとすると、やりたいことがある状態が重要かもしれません。
これまでしてきた作業をしなくてもよくなり、その空いた時間で何をするのか。

やりたいことがたくさんある人にとっては、猛烈にラッキーです。
でも、これって、相対的なものかもしれませんね。
先の坂本龍馬の話で言えば、今の時代、走って移動する人はほぼいませんから、その分圧縮できた時間で何をするかって考える人もいないわけです。
 
なんにしても、我が国は人口減少に伴って、労働人口も減少するわけですから、一人当たりの生産性を上げるほかありません。
今後益々あらゆる作業が自動化され、効率化された時、我々は何をしているか。
改めてじっくり考えてみても良いですね。
 

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