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エピローグ 「このフライトが新しい私の始まり」

心を引き締め、ついにシャルルドゴール空港への道を歩んだ。空港には大韓航空のターミナルCを目指す。列車を降りるのは、シャルルドゴール空港②駅。雨が降っており、空港内でのんびり過ごすのも一興だと考えた。しかし、荷物の預け入れに時間がかかり、結局荷物を抱えたまま5時間以上を過ごすことになった。途中、マクドナルドで軽い昼食をとる。

久しぶりに氷を浮かべたドリンクを口にし、待ち時間の長さに少し落胆しながらも、この一ヶ月の旅をじっくりと振り返る良い機会となった。帰国後は、このように時間を取って過去を思い返すことは難しいだろうと思い、最終的にはこの時間を有意義なものと感じた。そして、いよいよ飛行機の出発時刻が訪れた。

ヨーロッパとの別れを告げる時が来て、新たな人生の章が始まるような気持ちになった。「また会おう」と心の中でつぶやきながら機内に乗り込んだ。

約10時間のフライトを経て、無事にソウルの仁川国際空港に到着し、一安心した。何のトラブルもなく、もうすぐ家に帰ることができる。これにて長い旅の終わり、そして新たな始まりが待っている。

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