fall into a doze
突然の雨には
困ってしまうものだ
生憎折り畳み傘は
君が持ってたはず
思い出してしまうから
心が濡れる
さよなら代わりのキスは深い罪の味
痛いほどに心がめくれる
いつまで経っても想う君はつまり
僕の最後のひとなのかも
雨が止んだ後の
水溜りに映った
僕の顔はなんだか
とても研ぎ澄ました
だけど何かが空っぽな
透明だった
君がいなくなったから 僕もいない
寂しいのかも分からなくて
だけど眠って目覚めて 次へ進む
カラダだけが 前へ進んでく
さよなら代わりのキスは深い罪の味
痛いほどに心がめくれる
いつまで経っても想う君はつまり
僕の最後のひとなのかも
さよなら代わりのキスは甘い罰の味
悲しいほどに涙が溢れる
このまま止まらず進む君はつまり
僕の最後のひとなのかも
僕の最後のひと
なのかもしれない。
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