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【シャツ】

10月も中旬。朝夕はめっきり冷え込むようになりました。9月上旬までは、朝正門近くの遊具に腰掛けて、正門をくぐるお友達に朝のご挨拶をしていたのですが、ここのところの季節の変化で遊具が夜露で濡れています。それに日がだいぶ低くなって朝の挨拶の時は、低い位置の朝陽の日差しがまぶしくて手をかざすようになりました。

 こんなに寒暖の差がある季節だというのに、お友達来たら、シャツはズボンから出ているは、半袖で駆け回っているは、半ズボンは前後ろ逆だはで、見ているこっちが寒くなっちゃいます。広いお庭の日向はさすがに暖かいものの、夏の日差しを柔らかくしてくれていた木陰は結構寒いのです。

 そんなもんでたかちてんていは、ズボンからシャツが出ているお友達をひっつかまえては、ズボンの中にシャツを入れてあげているのです。「おーい○くぅ〜ん、こっちへきなさーい!」なんていうと、遊ぼうと勇んでいた表情が一変。「なんだよぅ〜たかちてんてい出端をくじくなよぅ〜」なんて不服な表情でやってきます。「寒くなってきたから、シャツを中にいれなさい。どれどれやってあげよう」なんて手際よくシャツを入れて上げ、お尻を「ぽん」と叩いて「はい、いっぱい遊んできなさい!」なんて送り出すのでした。そんなこんなで、今日は約30人のお友達のシャツをズボンに入れまくるたかちてんていでした。

 で、改めてたかちてんていの格好を見てみると、半袖のポロシャツの裾をべろ〜んと出したままでお庭を闊歩しているのでした。たかちてんていのやってることって、説得力無いなぁ…。
【2005.1017】

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