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听写レビュー・月刊・聴く中国語

出版社 : 株式会社愛言社
定価 : 1,499円

いやぁ、ついに1年間やり切りましたよ。
「聴く中国語、全音源听写」
(中国の流行音楽のとか、あと日本語で流れるやつはやってないです。)

なかむらはだいたい土日祝と仕事休みの日、合わせて10日〜12日くらいかけて1冊終わらせてました。結構ボリューミーなので、たとえ1冊でも、全文听写するのは(一般の方には)おすすめしません。心折れるよ。

さて。

この本をどのレベルの人が使うべきか、これ非常に難しい。

隅から隅まで楽しむにはそれなりのレベルが必要だけど、初〜中級者でも楽しめるコーナーはある。読むだけなら普通に楽しい。

以下ある号の目次。

2023年10月号な

目次を見ると、難易度に応じて星がついてます。まぁだいたい、なかむらの感覚としても、概ね目次の通りな感じ。

が、今回は「听写」の角度から、なかむらが振り直します。
もちろん毎月内容によってレベルも変動するんで、参考まで。

レベルこんなかんじ

最上級★★★★★(ネイティブ)
・生きた会話は「映画&ドラマ」が基本
・中国古典名作

この2つ、綺麗に聴いて書けたらもうネイティブ名乗ってください。古典名作なんかもう「知ってるか知らないか」だけだもん…

上級★★★★ (中検準一級めざす、くらい)
・中国語現代名作選
・インタビュー

普通にやりがいあります。インタビューもネイティブだと楽しい。たまにあんま好きじゃない人出てくるとしんどい。(おいやめろ)
感覚としては「生録中国語(白水社)」くらい。「原声漢語(街なかの中国語)」ほどの噛みごたえはない。

中上級★★★(中検2級とりました、くらい)
・中国語大接近
・ニュースフォーカス
・听读西游记

やってて楽しいのがこの辺り。大接近は興味があるテーマだとふんふん聞いちゃう。
とはいえ、あんまテーマについて深掘りしない。表面だけサラッとって感じ。
ニュースはNHKラジオくらい。
西遊記、地味に難しい。

中級★★(中検2級目指します、くらい)
80日間片道切符
台湾華語講座

この辺もまだ普通に噛みごたえある。
台湾話語は、発音が全然違くてへぇー!ってなりがち。あと注音符号ついてるのが嬉しい。

初中級★(中検3級くらい…わからん)
中国語で日常会話
パンくん奮闘記

この辺りも決して簡単じゃない。文法事項とか意外と知らないこともある。

全部入り

日本語訳も付いてるし、生词も分けてくれるし、気をつけるべき文法事項も全部ついてるのがすごい。ほとんどのスクリプトにピンインまでついてる親切さ。これで通常価格1500円。定期購読すると1000円を切る値段にもなるよ。

听写はできないにしても、ぜひ、毎月買って、読み物としてでも、使ってほしい。

紙もいいけど、デジタル版を推す。

雑誌ってどんどん置く場所なくなってくし、何回も何回も振り返って見直すもんじゃないし。よっぽど「残したい」記事でもない限りは普通の雑誌同様、水モノとして流したい。でも捨てるのはなんかイヤ。そこで電子版ですよ。

定期購読にすると安いんよ。

電子版はKindleもあるんだけど、なかむらが使ってるのはfujisan。https://www.fujisan.co.jp

↑ここ

アプリで開くと、ページ下部クリックで直接音源が聴けちゃう。
これが地味にいい。通勤とかのスキマ時間で聴きなおしできるからね。

買ってください

ボリュームたっぷりで、听写どころか普通の雑誌としても真面目に読むととても毎月読み切れないくらいです。
がっつり「中国語が生活の一部分」の人が毎日真面目に聞いて、やっと1冊聴き切れるくらい。

だから「普通の」方が毎月買うと、たぶん、1ヶ月では読みきれない、聞ききれない、やりきれない。最後結局積むと思う。

無理して全部聞かなくていいので、興味のありそうなとこだけ聴く、あるいはホントに余裕あれば听写する、くらいでいいです。楽しい雑誌、としてペラペラめくって下さい。

これ毎月作るのもたぶん大変。感謝感謝です。



(…あと最後ちょっとだけ画蛇添足すると、 トータルの空気感が“中国のナラティブ”を感じることがあって、たまに“むぅ…”となる時がある。特に広告元とか。敏感な方はふゃふゃするかも。まぁ、気にしなければ大丈夫。)

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