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中検準一級(一次)に2年かけて合格した話⑤〜閲読編2〜

〜閲読編1〜で(なかむらさんめちゃくちゃやってんな…)と思った人、鬼太郎袋の準備はいいですか?ゲゲゲロゲゲゲロ、まだまだいきますよ。今回は日訳中訳です。

・長文、日訳対策

「論説体中国語読解練習帳」はひととおりやった。2023年1月から、1日1ページで2ヶ月くらいかな。これは一周で満足。「やった」ことに意義がある。

 これやる時は辞書&ネットなしで、中検と同じ条件を課した。

これいいよ。

 誰も添削してくれないので自己評価でやるしかないんだけど、この本は結構間違えやすいポイントとか解説があって良き。

ある日の日訳練習(ヨウメイだよな…)

 あとはhello talkとかにも投げた。でもあそこの住民は難しい日本語わかんない人多いからあんま使えんかった。

・中訳

 【過去問】と、【準一級トレーニングブックの問題】を1日3題くらいやってた。例題をスマホに入れて、1日に2問とか3問とか、スキマ時間を使って中国語にする練習した。「本を持ち歩く」のはハードルが高い。「携帯をいじる」のはハードル低い。

打ち込むのは音声入力使うと楽

基本は携帯に↑の例文を貼り付けて、キーボードで打ってく。でも手書きでもひと通りは解いてる形跡があった。

まだ1,2周目の頃かな。

 手書きは「書く」練習に必須。中検は紙に書く試験ですから。でもキーボードで打つとそのあとの答え合わせや添削をお願いするにあたってコピペが楽なんよね。
 なかむらはhello talkで多少見てもらうのと、あとはLINEで使えるAIに添削してもらった。

AIや添削者が正しい正しくないとかではなく、一つのご意見として

 「こういう言い方は間違いか」「こういう言い方が正しい」とかは気にしない。「頭に汗をかいて、最後まで訳出しきる」ことを最重視した。
 老师にはあんま見てもらわなかった。何だか、恥ずかしくて。

・ルーティンで読んでたもの

人民日報を毎日隅から隅まで…とかはやってない。無理やろあんなもん。つまんないし。毎日同じこと書いてあるし。

 中国語で書かれた文章は普通に、何か日常的に読もうとは思ってたんだけど、ただ読んでてもなんかもったいない気がして。どーせならってことで、2022年4月から1年間、「あるテーマについて週に1本論文読んで、訳して(訳して!)まとめて、A4で1枚レポート作る」ってのやってた。
 文献探すのにCNKI(中国知网)とか、全国报刊索引とかめっちゃ使った。あと台湾のそういう系サービスも。しんどかった。
 んで、学生時代の指導教官にメールで勝手に送りつけてました。(指導教官ったら反応薄かったくせに人づてに聞いたらめっちゃ読んで喜んでたらしい)

 これが年度末までに計52本、関連資料で分厚いチューブファイル2冊分になった。たぶん、ぬるい卒論くらいなら書けちゃうと思うし、多分その分野ではなかむらが一番詳しいはず。
 ニッチすぎてテーマは言えないんですけど、例えるなら「唐辛子が中国でどう受容され、発展してきたか」みたいなイメージ。(やったのは唐辛子じゃないよ。)

この時の例えは牛肉でした


 春秋戦国時代から始まって、古代中国〜上海租界〜台湾への伝播〜最後2000年代まで戻ってきた。
 全然苦手だった中国の歴史にもちょっと詳しくなった。

 あとは普通の、微信で読めるしょーもないニュースとかはダラダラみてたかな。

まだ⑥に続く(まだ続く!)

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