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听写レビュー:HSK6 标准教程

結論: 听写が目的なら買わなくてよし。先生と共にHSK6級を目指すならお勧め。

HK6 标准教程/北京语言大学出版社

以前听写した练习册は、このテキスト準拠の問題集でした。

标准教程は大変よくできていますが、敢えて听写のために買って、わざわざ听写する必要はありません。

追記:中国で原価で買えるなら!!练习册も含めて全部買っとけ!!!

HSK完全準拠

レベル的にはズバリ、HSK5級を受かった人がこれからHSK6級を目指すぞ、という人向け。

単語から文法から何から、HSKのために作られています。なんせ公式だもの。

ある偉い先生が、HSKの理念について「考教合:教育と試験の融合を目指す」なんて話をしてらっしゃいました。
まさにその理念を具現化したような教科書です。

大変よくできた教科書

構成としては、導入〜長文/新出単語〜文法事項〜練習問題〜作文…と、順番にやってくと、まさにそのまま授業を受けてるような感じ。
これが上下合わせて40課。結構ボリュームある。

一方で練習問題とか作文は解答解説なしの投げっぱなしなので、逆に先生いないと無理。

先生の下で1年〜2年くらい(月2課なら20ヶ月、月1課なら40ヶ月な)かけて、長文読んで、単語覚えて、文法解説してもらって、諸々練習したら、普通にHSK6級受かります。

なかむらも中国で語学学校行ってパッキパキに使ってました。ほんとに、普通におもしろいし、全然文句ないよ。

その流れでまぁ、听写もしてもいい。いいけど、敢えてしなくてもいいです。

听写が趣味で、テキストを持ってる人だけ

冒頭書いた通り。

HSK6級で求められる程度の文章の听写がしたい人、且つ既にテキストを持ってる人だけやればいいです。
「听写のために」買うのはお勧めしません。日本で買うと高いし。相場5000-7000円とかするでしょ…

他に听写すべき本はたくさんあります。

HSKを老师と目指すならイチオシ

「HSKが取りたい」なら是非(老と一緒に)使ってください。お勧めします。
最短で6級受かるための試験テクニック〜みたいなそういう小手先のものじゃなくて、きちんと6級に受かる実力がつくと思いますよ。

でも独学するなら「トレーニングブック」のが良いし、
听写目的なら「読む聴く覚える2500」のが良い。

「HSKはいいから広く中国語を勉強したい」人が、その一助として使うのも、全然アリですよ。



↓ここから買ってもいいんやで。(いつもより多め)


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