中検準一級(一次)に2年かけて合格した話⑥〜その他やったこと、やってないこと〜
準一を取るために…とは言いつつ、結局は準一のためだけの勉強しててもつまんないし、しんどいんで、「総合的な中国語の力」を提高するためにやった事がいくつかあります。それから、やってもよかったのに、いろんな事情でやらなかったこともあります。
だんだん、なかむらの負の部分が出てきますよ。
やら(れ)なかったこと
・英語
仕事で英語を使うことがあるところ、ほとんど後輩に振った。
特別な才能を持った人を除いて、外国語の勉強に他言語は邪魔。なかむらにとっても、英語はマジで邪魔だった。
ちょっと頑張って両立させてみようかと思ったこともあったけど、なかむらには無理だった。今はもう英語見たくもない。中国語、明らかに落ちるもん。
・エンタメ
中国系エンタメに手を出そうと思ったことはあるんです。
罗小黑〜とか、陈情令とか、Twitterやってると流れてくるから。みんなすごい楽しそうだし。
どっちも少し齧ってみたけど…これは合う合わないだから、しょうがない。中華系云々じゃなくて、ドラマやアニメが苦手なんだな。登場人物の見分けがつかないから。
でも勉強から離れたい時ってあるよね。そういうときは中国の歴史が学べる動画youtubeで見てた。
・ネイティブと交流
あと中国人の友達と楽しく交流〜とかもしてない。中国生活では中国人日本人問わず、私的な交流はありませんでした。盛ってない。マジで、1人の中国人とも友達にならなかったし、1人の日本人とも、仕事での必要最低限(歓送迎会)を除いて、一切関わってない。家族以外とお食事したこともほぼ無い。
日本人会?には不参加、県人会その他趣味系サークルも一切ノータッチ、KTV?にも行ったことありません。
旅行もコロナ下で多少行ったけど特に誰かと話すってこともなかった。滴滴の運転手しかり、ご飯屋さんの老板しかり、普通の生活で人に話しかけたり、人から話しかけられたりすることって、なくない?
やったこと
・早寝早起き朝ごはん
冗談じゃなくてこれマジね。もちろん持病とか体調とかいろいろあるだろうから、「こうでなくてはいけない」とは言わないけど、毎日同じ量を同じように継続していくためには、毎日のルーティーンがすごく大事。
食う、寝るができないと、もたない。
・ついでに他の資格をとる
せっかくなので、中国語絡みのいろんな資格を取りました。
HSK以外で言うと、HSKKとか、TECCとか、BCTとかCATTIとか。(詳細は勝手に調べてね)
それぞれにそれぞれの特徴があっておもしろいのよ。
別にそれらを使って何するつもりでなくても、「カタログスペック」が身を助けることって生きてると結構ある。「きっかけ」が降ってくる。学歴や職歴も然りで。言語なんて資格関係なしに使えりゃいいんだけど、「きっかけ」って大事。
・暗唱講座にシャドウ参加
某パイセンが「中国の小学生が使ってる教科書を暗唱する講座」を開いてらしたので、講座自体には参加せず、公開してくださっているカリキュラムに沿って、一年頑張って、ひとりで暗唱しました。講座に参加する度胸がなかったのと、顔と名前を出すのが恥ずかしかったからです。
途中何度も折れそうになりました。さすがに2年目までは頑張れなかった。
・J-POP同時通訳ランニング
今さらながらなかむらはランニングが趣味です。
ランの時に中国語ばっか流してると気が滅入るので、たまに音楽を流します。
その時に、流れてきた日本語の歌詞を中国語にする練習をします。
この時に大事なのは、文法を気にしないこと、綺麗な中国語にしようと思わないこと。
例えば…
何もないな 誰もいないな
→什么也没有 谁都不在
快適なスピードで
→开得自己感觉很舒服的速度
道はただ延々続く
→路 …这条路可以到达很远的地方
話しながら 歌いながら
→一边说着,一边唱着…
ってな感じて、合ってるかどうかなんてどうでもよくて、頭に汗をかく、ってのを重視して、やってました。今でもやってる。
オススメは「昔からクソほど聴き慣れた曲」。その先の歌詞を知ってると、訳しやすいのよね。
・波短情长同時通訳ランニング
NHKラジオの中国語番組を聴きながら、聴こえたものを日本語に同時通訳しながらランニング。
ランニングは語学学習とホントに相性がいい。机に座ってひたすらシャドウイングとかする?しないでしょ?でも、ランニングしながらだと、できるの。
まだ続くらしい