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111、2021年11月30日(火)ワクチンパスポートの導入が足踏みふみふみ。

元義母(元旦那の母)が昨日ワクチン3本目とインフルエンザ予防接種を同時に受けてきたらしい。 まあ、彼女は元気だ。

昨日日本が外国人を受け入れしないと発表して、大騒ぎになったが、いろいろニュースのコメントとか見ていると、外国から日本に入国する人は、必ず出発点でPCR検査をしてから帰り、空港でも抗原検査をやるってことを知らない人が多いように思えた。まあ、飛行機でうつされたら一発アウトですけどね。(抗原検査は精度が低いからすり抜けてしまう可能性大)今現在、スペインから日本に到着してからの空港での隔離はないものの、14日間の自主隔離はそのまま。公共交通機関を使わずに、空港から自宅かホテルにうつり、ひたすら家にこもるのだ。ただ、ワクチンを打っていたら、PCRを10日目に受ければ、4日間短縮できるという政策が存在していたのが昨日から適用されなくなった。

みなさん、ご存じの通り、日本の水際対策は本当にダメダメだ。空港で抗原検査でなくて、より精度の高いPCR検査に戻せばいいだけのに、なぜに日本政府はそこにお金を使わないのか。空港でひたすらお役所仕事の紙を集め、スタンプラリーさせられるのか、謎である。自分のハンコは必要なのかしら?母印でよろしいですか?さすが、役に立たない布マスクに1000憶も使った国。

閑話休題。
私の住むカタルーニャ州では先週金曜日に「明日からワクチンパスポートを導入します!」と発表。しかし、カタルーニャ保健省にみながダウンロードするためにアクセスが殺到。サーバがダウンし、「技術的に問題により導入を月曜からにします」と発表。火曜日現在、まだ導入されていない。ワクチンパスポートは、El pasaporte COVIDとスペイン語で言う。「エル・パサポルテ・コビッ」

ワクチンパスポート、これがないと、ジムにもカフェにもレストランにも入れなくなるらしい。お隣のフランスはすでに2021年8月から実施済み。カタルーニャでは、映画館にも、というのは却下された。さあ、どうなる。今は高等裁判所が違憲ではないかと審議していて、保留となったという情報もある。ということで、ワクチンを打ってない人が、慌ててワクチンを打つために大行列をしているそうだ。みな振り回されている。

ちなみに、事情があってワクチンを打っていない人は、レストランに入る前にPCR検査の結果やコロナからの回復証明書などを見せればOKらしいが、PCR検査はその場合は個人負担なのだろうか。バルセロナでは、75ユーロ~100ユーロくらい(1万円から1万4000円くらい)なのだが、さあ、どうなる?12月4日から連休なので、みな大忙しで話を進めているのだろう。

あと、日本で初のオミクロン株が発見された昨日、スペインでも同じ日に発見された。コロナの状況が悪いフランス人がたくさん遊びに来ているカタルーニャ。そりゃ時間の問題だったので、驚かない。みなさん、お元気で。


(写真はわが村のクリスマスイルミネーション。

さっさと終わってくれ、クリスマス)

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