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ウチの文鳥あるある「発情と産卵とダイエット」

 文鳥の平均体重って、みなさんご存知ですか?  検索すると「25グラム前後」とされています。オスなら少し上振れして、メスならあと1~2グラムぐらい軽いといいます。

 25グラム・・・大さじ2杯にも満たない。その中に、骨も内臓も筋肉も羽も、目もクチバシもぜ~んぶ入っているんですから、生物って本当に不思議ですね。よく出来てる。

鳥も毎日の体重測定は結構大事

 そこで我が家の文鳥ズ。オスの教授1号は、生まれてすぐに病気をしたせいなのか、軽めの22グラム。一方、病気知らずの2号はメスながら約27グラムと、少しがっしり目です。

 文鳥ズは、決してラブラブという程の相性ではないですが、いま同じケージで仕切りもなく、のびのび暮らしています。

 1号は人間の男の子でいうと、20代前半。大学生みたいな感じなので、目の前の2号に、朝から寝るまで求愛ソングです。歌ぐらい、存分にお好きにどうぞ。(水浴び後の教授1号です↓)

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2羽を同じ空間で飼う時に、
気を付けなければいけないこと

 それは俄然、メスの方。

 文鳥やインコのメスは、発情期に入ると一人暮らしでパートナーがいなくても無精卵を産むんです! ただ、卵を産む作業は、大きく体力を消耗し、文字通り命がけ。繁殖を望まない場合は、なるべく発情を避け、卵を産ませない注意が必要です。

 ペアで飼うなら尚のこと。

 分かっていたんですけど。20代前半、まだまだ青春時代の2羽はどんな障害も乗り越えます。ケージに仕切りを付けようと、求愛が始まったら気を逸らすべく邪魔しようと、無駄でした。

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 それまで26グラムだった2号の体重が、急に30グラムに!! 体をひっくり返して、羽を掻き分け腹部を覗くと、白い卵っぽいものが皮下に見える・・・。

 あぁぁーー。

 こうなると、必要なことは「受け入れて、対応を考える」。次なる心配事は「ちゃんと卵を産めるかな?」です。メスの文鳥が命を落とす原因として「卵詰まり」があります。様々な要因でうまく産み落とせないまま、衰弱してしまう。しかも、この異変を見つけたら、半日以内には病院に罹らなければいけません。

焦るーーー!!!!

 腹部に卵らしきモノを見つけた日は、1日中気になって仕方なかったのですが、特段体調には変化なし。産む気配もなし。翌日も変化なし、その翌日も・・・。おかしい。

 文鳥は、卵ができたら1~2日で産むといいます。元気そうだけど、妊娠期間が長すぎる!

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 さすがに4日目、朝イチで鳥を診てくださる先生のもとに行きました。私は、2羽のケージでの様子、この1ケ月ほどで2号の体重が急に増えたこと、お腹を観ると白いことなど、気になったことは全部話しました。

 ですが先生は「う~~ん。卵かなぁ?」と訝しがる。触診してくださった後に一言「肥満かもしれませんね」。

 ナニゴトデスカ??? 

 耳を疑う私をよそに、先生は「結構、多いんですよ。体重測りましょう。あぁ、30グラム(笑)。さすがに多いですねぇ~。あはは」。

 あんなバタバタ飛び回って、1日50個ぐらい糞をする鳥が、肥満になる!?

 2号はこれまで一度も病気らしい様子もなかったので、健康診断も兼ねてレントゲンも撮っていただきました。結果、腹部の白い塊は「脂肪」でした。

 超絶メタボ。まだ1歳・・・花の大学生(ぐらい)なのに・・・

 今は、ケージの仕切りを完全復活させて、1羽ごとに1日の餌の量を完全管理。文鳥ズが揃ってテンションが爆上がりする「おやつにリンゴ」の日も、週1回から月2回程度になりました。

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(左が2号。パッと見ると全く平均体重っぽいです)

問答無用で不自由を強いられる教授1号

 こうなると、気の毒なのは教授1号。ケージに仕切りが付いた分、部屋は狭くなるしお楽しみのリンゴチャンスも減るし。笑

 2号の体重を計測したところ、約27グラムとダイエットは順調そのもの。あと少しで目標達成。ですが、ケージの仕切りを外せば、2号はまた餌を2羽分食べて、リバウンドするだろうなぁと思うと、体重管理に今から悩み中です。

(体重計測はコチラ ↓↓  便利ですよ♪)

 Stay homeが続く中、食事制限に気を配るのは人間だけじゃないようです ^^

中目黒土産店/Koi

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