「#家族募集します」でしみじみ感じた、ご近所付き合いの素晴らしさ
今年7月期のTBSドラマ「#家族募集します」
皆さんはご覧になっていますか?
ドラマや映画を観ていて、感動的なシーンが始まると秒で泣いてしまい夫をドン引きさせる私ですが、この「#家族募集します」もまたもれなく涙腺崩壊です。
中目黒土産店の手ぬぐいも大活躍。
1時間ドラマを観終わる頃にはもう洗ったくらいの仕上がりです。
そして9/24(金)、今夜が最終回です!ぜひみんなで号泣しましょう。
このドラマはざっくり言うと色んな事情から一緒に生活することになった親子たちが少しずつ家族になっていく、というお話なんですが。
話はだいーぶ逸れて私の話になります。
私はひとりっ子で両親は共働き、父は単身赴任になる事が多く、一緒に暮らした時間はそこまで長くありませんでした。
母は大学の事務員として働いてたのですが結婚出産を機に退職。それが当たり前の世の中でした。暗黙のルール。今とは逆でしたよね。
出産後、有り難いことに職場の人から復職しないかと何度も声をかけていただいたものの、父の単身赴任などもあり断り続けていたそうです。
母も復職を諦めていたとき、背中を押したのは父だったそうです。
田舎育ちの7歳年上の父が「そんなに声をかけてくれるなら、なんとかして復職したらどうかな」と。
今では考えられない行動に動き出す、私の父と母
そこから何をどう話し合ったのか、0歳だった私を抱えて父と母は団地の向かいの棟に住むAさん宅を尋ね、「うちの子を預かってください!」と頭を下げるのでした。
(ふと思えば、あの時なぜ私を保育園に預けなかったか?とも思いますが、それについては今度聞いてみようと思います)
渋々承諾してもらい、私はほぼそのAさんちの子供になりました。
満1歳でおむつを取ってもらい、箸の持ち方や残さず食べることを厳しく教わり、Aさんちのじいちゃん(当時推定40代)とお風呂に入る。
ある時は隣に住むBさんちに預かってもらい、2人のお姉様たちの妹としての地位を確立していきました。我が家とBさん宅は庭の柵越しにつながっているため、私にとってはほぼ同じ敷地という認識でした。
でもそんな環境で育った私には、お姉ちゃんお兄ちゃん、おばちゃんおじちゃん、じいちゃんばあちゃんが家の周りに沢山住んでいるような感覚でした。(下の写真は私がまさにBさん宅に向かうところ。。)
今でも母はそんな周りの人達に頭が上がりません笑。彼らのおかげで今もなお仕事を続けていられるのですから。
もちろん私にとっても、血は繋がっていないけど本当の祖父母や親戚と同じくらい家族みたいな存在です。
「#家族募集します」のドラマでは、子育てをみんなで協力しあって大変なことも楽しいことも共有(シェア)していこう!というセリフがよく出てきます。
これがなかなか当たり前じゃないのが今の世の中。マンションの隣に住む人がどんな人かも分からず何年も経つのが当たり前。近所の人達と交流がないのが普通。何か寂しさを感じます。
今さらだけど、ご近所付き合いってやつを率先してやっていこうかなとも思います。
令和の時代にご近所付き合いを申し込んだら、相手の反応はどう返ってくるのか?父と母が「預かってください!」と頼み込んだ図々しさを私も見習ってみたいと思います。
ドラマは今夜が最終回です。「#家族募集します」 お見逃しなく!
ちなみに感動の涙を拭くのは中目黒土産店のこのてぬぐいがバッチリ!
今日はご近所さんたちに育てられた私のお話でした。
中目黒土産店/レナ
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