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売り切れ続出!中目黒土産店マスク開発秘話

中目黒土産店で一番売れている商品をご存知ですか?
それはガーゼマスクです。

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全国各地から来る人が少ない今、
おのずとお客様は地元愛に溢れた中目黒民が中心です。

本来のお土産の意味をなかなか実現できていないとは思うのですが、
こればかりは仕方ない。

ですが、そんな日を夢見て、新商品を次から次へと作っています。

ちなみに中目黒土産店のお客様で
一番遠くにお住まいの方はシンガポールです
。笑
ご存知ない方もいると思いますが海外展開もしてるんです。

中目黒土産店グローバルサイト

地球の裏側まで届いて欲しいですね。

そして今の時代のニーズに合い、一番売れているのがマスクです。

中目黒土産店はオンラインショップからはじめ、今月から、
中目黒 蔦屋書店さんの店頭に置かせていただいております。

店頭販売が開始されてからは、今まで中目黒土産店の存在を
知らなかった人(こっちのほうが普通です)に気づいてもらえ、
いろんな商品を今までよりご購入いただいております。

そしてその中でもぶっちぎりはやっぱりマスク。
前置きが長くなりましたが、今日はそのマスクの誕生秘話を。

はじまりは検品時の違和感

中目黒土産店の初めての商品はてぬぐいでした。

全21種類のデザインを起こし、SNS経由でメンバーで拡散し、
デザインに関するアンケートを実施。
国内外で、約350人の方にご協力いただき、デザインを決めました。

そして初めてできたてぬぐいをパッケージングしている間に、
ちょっとした商品の不良を発見。

中目の春桜の生地の中に、ほんの少しの黒ずみを発見しました。
数枚に。はっきり言って目をつぶれるレベルです。

でも、私たちはそれを見逃せませんでした。
自分たちが違和感を感じた以上、それを初めての商品として、
お客様に提供するのはどうしても許せなかったんです。

B品と言うのは、「製造」と言われる分野では必ず出ます。
発注した商品全てが完璧なんてことはありません。
機械的なエラーもヒューマンエラーも必ず起きます。

そして私たちは100%の商品だけを残すことに決めました。

プレゼントとしてのマスク提供

数枚のB品をどうするか。

B品といっても、広げると大きな手ぬぐいの中で、
小さな小さなうすーい黒ずみ。
そのサイズはゴマよりも小さくハッピーパウダーより大きいくらい。

なので、その部分以外はむちゃくちゃ綺麗なてぬぐい。
そこで、メンバー「さわ」が言いました。

「てぬぐいでマスクを作ってプレゼントしない?」

と。そして私たちは、そのてぬぐいのキレイな部分だけを使い、
日本製のガーゼと合わせてガーゼマスクを作りました。

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その数、10個。それをオンラインショップのオープン記念として、
ご購入いただいた方にプレゼントさせていただきました

好評につき商品化

プレゼントとして配り始めたマスクはおかげさまですぐになくなり、
ご購入者のもとに届きはじめたのですが、
世間はガチの自粛ムード、マスクも市場にあまり出回っていなかったので、
自宅から4、5日外に出ていない人もいたほど。

たった10枚のマスク、喜んでくれているだろうか不安でした。

季節は梅雨前、まだ雨も降らず暑さがキツくなって来た頃、
メンバーが余りで作っていたマスクをつけているとこんな声が。

「もう市販のマスクにはもどれない。」

もうびっくりするほど息がしやすく、市販のものより涼しく、
メガネをつけている人は曇らなかった
のです。

プレゼントした方の中で、友人として購入してくれた方からも、
続々と「このマスクすごくいいよ!」という声が届きました。

そしてメンバー会議(ZOOM飲み)を開き、
商品化が決定しました。


言い出しっぺの「さわ」、白目で作業

といったものの、メンバーの中で作れるのは「さわ」しかいません。
ミシンはさわしか持っていなかったのです。

しばらくは中目の春桜柄だけの販売でした。
一度購入してくれた方が何度もリピートしてくれるほどの商品に。

その中で、「夫婦でつけたいのでピンク以外も欲しい」などと、
お客様からうれしい声をいただき、今では、青と黒も展開しています。

ですが、どれだけ売れようと作るのは「さわ」一人。
彼女の白目をむきながらの夜なべ作業が続きます。

中目黒 蔦屋書店での発売へ

そして今月より、中目黒 蔦屋書店にて中目黒土産店初の
ポップアップショップが開催されるわけです。

今まで当店のことを全く知らないという方の目に触れ、
マスクは勢いを増して売れるようになりました。

はじめの2日間で完売したマスク。
オンラインショップには多少在庫があったのですが、
オンラインショップの在庫も瞬く間になくなりました。
最後は一気に8枚買われた方もいらっしゃいます。
(その時の在庫が8枚でした、全部です笑)

店頭限定でキッズサイズもあります。
中目黒土産店初のモデル撮影画像をどうぞ。

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ズキューン!

と、ありがたいことにマスクは超人気商品になりました。
本当にご購入いただいた方には感謝です。
気に入っていただけると本当に嬉しいです。

そして、その後も「さわ」は作り続けます。

店長はいま梨泰院クラスを観ているので、
メンバーのケアにはとても敏感です。

ということで「さわ」を気遣い、量産体制に入りました。

マスクの品質をそのままに量産体制へ

マスクに関するあらゆる素材の品質をそのまま
(一部ゴム紐をアップグレード)に、
マスクの製造だけをメンバーの知人の業者さんへ委託し、
少しでも多くの方にお届けできるような体制を作りました。

なので、お盆を明けたぐらいから供給が
安定してくるのではないかと思っています。

「さわ」は意外と真面目なので作り続けています。

さわの手作りかどうかを見分ける方法は一つだけあります。
ゴム紐が平ゴムで少し太くなったのが新しく量産したもの。
円形のほそーいものが「さわ」作です。

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どちらのほうに魅力を感じていただけるかはわかりませんが、
どちらもランダムに提供させていただけたらなと思っています。

見かけた方は品質が安定していないって思わないでくださいね笑
これも楽しみの一つと感じていただけると幸いです。

番外編:中目黒土産店イラスト

中目黒でこんな光景がうれしいなとイラストも描きました、
もちろん、マスクなしで出歩ける日がくるのが一番です!

こちらは蔦屋書店さんの店頭POPとしても使わせていただいています。

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ということで本日は人気商品となった中目黒土産店の
てぬぐいガーゼマスクの開発秘話をお伝えさせていただきました。

偶然からでた発想でしたが、物づくり、そして販売、
毎日新しい発見ばかりで本当に楽しいです。

いろんな問題が出ても、メンバーと話し合い乗り越えていける。
中目黒土産店のメンバーはみんなすごいんです☆

それではまた。

中目黒土産店/はなちゃん

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中目黒 蔦屋書店にて中目黒土産店の商品が、
絶賛販売中です、是非お立ち寄りください!

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中目黒土産店オンラインショップでは、
中目黒を題材にした様々なデザイン雑貨を、
順次追加しております。
みなさまのご来店を、
心よりお待ちしております☆

中目黒土産店オンラインショップ
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Nakameguro souvenir shop international
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