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チェコ放浪記1 出発・首都プラハ

チェコへ行く機会があったので旅路を記しておく。地球の歩き方と知人の口コミを参考に出掛けた。
この記事ではプラハについて、次の記事では別の都市Plzenと特急と食事とお酒についての豪華二本立て。

 飛行機は成田発ドバイ経由のプラハ(チェコの首都)行き。エミレーツ航空(UAE,アラブ首長国連邦)は安いけど時間がかかる、、、
ドバイまで11時間、3時間休んでプラハまで6時間ほどの長旅。
航空機は行き先国の食事を機内食として出すらしく、ドバイ行きの機内食は(普段不味いなんて絶対言わない自分にとっても)正直全く美味しくなかった...不味すぎて、なんとか全部食べたあと隣の中国おばちゃんにもっと食べたいか聞かれて苦い表情で返した笑。アラブだと宗教的に酒や味醂が使えず、薬草で肉の臭みを消そうとしたのか草の臭みが強くなった風味。(草の臭み笑)
 ドバイ国際空港は物価が高いので注意!コーヒーも1000円以上するしビールは1杯2000円(大ジョッキは3000円)...

 プラハ市内のメイン観光名所は地下鉄+路面電車(+バス?)が使える1日券を購入して回る。金額的にはそんなに乗らないけど、道の途中の小さい停留所には券売機が無いので慣れないうちはこれが無難。
 プラハ本駅ではストリートピアノが置いてありなにやら大人数での合唱を見れた。地下鉄はとりあえずA線B線C線(かその3色表示)だけ覚えておけばなんとかなる(まじ)。○○線という地下鉄が3種類あるのではなく、A線B線C線がどうやら正式名っぽい。ただプラハ本駅の地下鉄ホームは駅名が『プラハ本駅』とはなっていないので帰りの電車では注意が必要。
 プラハ本駅を出るとズラッと並んだキュビズムな建物とタバコの煙が出迎えてくれる。チェコ全体的に、おもちゃみたいなキュビズムな建物は遠くから見る分には綺麗なんだけど、近くで見ると結構薄汚れてて道にはタバコのポイ捨てが多いから割と汚い...チェコ在住のかた曰く、晴れの日が少なくて鬱の人が多いらしく喫煙率も高いらしい。ヨーロッパの内陸はどこも似たような感じだと想像できる。地下鉄で隣駅の国立博物館はプラハ本駅から歩いて10分くらいで着く。他にもオペラ劇場や食べ物の屋台も歩いて少し行ったところにある。

プラハ本駅を出て数分の場所。キュビズみだけでなく歴史を感じる。

 プラハ本駅から地下鉄で1駅行ってすぐ乗り換えて次の駅で降りると旧市街地と呼ばれる観光名所。歩いても全然行ける距離。いろんな飲食店や雑貨屋、そして広場がある。tirck art musiumやsex machine musium等気になるスポットもあったけどひとまず朝食。チェコの名物っぽいソフトクリームを食べてみた。なんとコーンの部分が揚げパンになっている超カロリー!!その後はプラハ城まで30分ほど健康のために歩いた。

爆カロリー朝ごはん。あちこちにTrdelnikの店がある。
河を渡った奥に見えるのがプラハ城

 プラハ城の敷地内は基本的に一方通行の概念がありゲートを逆行すると警備員に怒られる。庭園でくつろぎつつプラハ城内への券を買いそびれたので取り敢えず外観を撮りながら歩いて周る。上の方まで行くとスタバがあった。衛兵の交換式や城?な建物が見れたけどチケット(と内部までの興味)がなく途中でワインを飲み景色を堪能してから下山。

城内の庭っぽいところ
城壁内部にはレストランや店がある
城の本体。入るにはチケットが必要。

 帰りは行きとは違う隣の橋に寄りました。欄干に銅像がありここも有名な観光スポット。飲食店や雑貨が多く趣もあるので見ていて楽しい。おそらく建築や歴史に知見のある人ならもっと楽しめるはず。

 そのあとは国立博物館へ。駅としては地下鉄でプラハ本駅の隣で全然歩いて行ける距離だけどせっかく1日無料券があるので。中は装飾がとても綺麗...!この博物館は科学な展示と文化や歴史な展示両方が楽しめる。
 元々興味のあった科学エリアへ。今は内陸国だけど古代には海があったらしく、アンモナイトや貝類、巨大魚の展示がある。説明はチェコ語と英語で書かれていて博物館にちょくちょく行ってるので英語でもそこそこ理解できた。進化論関係で言うと、恐竜から直接辿れるのが鳥とワニらしくそういった説明と共に剥製の展示がある。地殻の観点で言うとチェコは鉱物にもかなり恵まれており大量の石の展示も。無機化学専攻としては事前に組成と結晶構造調べておけばもっと楽しめたかも。
 文化的なところではやはりヨーロッパなので戦争の歴史がメイン。世界史はかっこいいワードをいくつか覚えているくらいの知識しかないのでこちらは見て楽しむだけでしたがそれでも充分見応えありだった。また古代のところでは日本と同じく矢尻(鏃?)があり、そのあたりは変わらないんだなと。
 とにかく展示量が豊富で長居できる。もう1度チェコに訪れる機会があればまた来たい。

入ってすぐの場所
博物館天井
昔は海だった的な話
ワニと鳥が現存で最古の種的な話
文化史のほとんどが戦争の歴史...
A型なので秩序大事


無機物から人間の文化まで揃っていた。

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