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【ネタバレ】海灯祭2024感想 父と息子の距離感

 余りにこそばゆくて迷いましたが書こうと思います。家族の、特に父と息子の距離感っていろいろな形があるので。
 今年も海灯祭の季節が来ました。仕事では中国とのやり取りが多いため私も先週1週間はフリーな時間が多くて楽でした。
 一昨年は花火、去年は音楽、そして今年のテーマは凧揚げでした。ストーリーでは原神屈指の陽キャ・嘉明くんと出会った後、おしゃべり真君がフォンテーヌの制御技術と競いつつ凧作り教室を開きます。凧揚げ文化の由来や願いと同時に嘉明の家族に対する想いに触れながら話は進んでいきます。正直この2日目あたりで真君の温かい空気が漂い始めていました。というか真君がいればどんな問題も大体なんとかなりそうな...他にもヨォーヨと玉ちゃんが登場し賑やかで新鮮ながらも安心感のある雰囲気に。甘雨の角に申鶴が触るところは配信して大丈夫なのか...?ただならぬ爛れた雰囲気でした。

申鶴GJです

 真君からの贈り物という形で、(最推し)甘雨と申鶴の新しい衣装はここでお披露目!照れる甘雨と勘違いしながらも堂々とする申鶴が対照的でありながら2人ともとても綺麗で無事購入しました。それ以来毎日聖遺物周回で使っています。(ゆっくんの衣装もストーリーください)

我は黒が好きだ
脚と横乳と装飾と照れ甘雨が最高です。

 夕食をご馳走になりながら嘉明と家族の関係を真君、申鶴、甘雨に相談し、真君に何やら作戦があるみたいな。あと申鶴が楽しそうでとても嬉しいし申鶴の想いが尊い...最近申鶴がたくさん喋ってくれて本当に良い...嘉明と2ロリも仲良さそうでいい感じ。群玉閣が落ちる(不謹慎)けど2人の真君も楽しそうなのはすごく良いし海灯祭って感じがする。

真君たちが祭で浮かれるのも、その後故人を偲ぶところもとても良い。

 作戦開始!スメールやフォンテの魔人任務のように内容が明かされないままストーリーが進む。嘉明くんを半ば騙す形で父親の納品を手伝い、その中でぎこちない2人のやり取りが印象的に映ります。先生や真君と申鶴の茶番も面白いのですがすれ違っているのに似ている嘉明と父上のやり取りがしっかり間の悪い感じになっています。ただ父上は盗賊真君や鍾離先生と関わる中で考え方を少しずつ変えていきます。まあ、元々そういう考えを持っていたけれどこれまで認めたくなかったのでしょう。

 璃月港に到着。依頼人はなんとシャルロットでした!イベントで使い勝手良すぎなさすがうちのヒーラーです!そしていよいよ海灯祭の時間に。暗い中嘉明が赤く輝く獣武劇を披露します。閑雲もとてもいい役でした!しかし私としてはこの後の父と嘉明のやり取りが本当に最高でした。あの頑固な父親が認めてくれること、そして嘉明の...

 全体を通して、物語の起承転までは閑雲や鍾離をはじめとするコメディ要素が多く、結は父と息子の王道展開でとてもよかったです。万能真君すぎるし、申鶴も楽しそうで嬉しいし、魈と先生との会話もどれをとっても面白かった。血の繋がりはないけど閑雲と弟子達、先生と魈とは対比となる嘉明と父の関係性。エピローグで父が嘉明の奢ってくれた時が一番美味しいって言っていて、嘉明もまたそれを覚えていたのがもうほんと...

 私も男2人兄弟の長男で、一人暮らしもしているので家族でそれほど会話が多いわけではないですが、最近は実家に帰った時の晩酌の時間にやっと話しが弾むのがとても楽しいです。しかしそれに気づいたというかそうなったのは結構最近だし、裏を返せばシラフでは話すこともそんなに多くないわけで。嘉明は多分高校生くらい?の年齢で働いているけど家族とはちょっと距離を置きたい年頃なのがとても実感できました。行秋の字が汚かったり重雲に悪戯するのもいいですよね...

 というわけで今回ちょっとくすぐったいけど結構好きな海灯祭に相応しいストーリーでした。

最後に、父と息子の距離感を息子視点で歌った大好きな歌を貼っておきます。

最近僕らはよく似てきたな
目を合わすことは、あまりなけど
心通い笑い合えた時は
誰よりも一番感謝してる

COLORS / GLAY

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