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若い人材をどのように捉えるか


若い人材との関わり方、さもすれば日本というのは年功序列であるし
年上を敬い、先祖を敬う文化である。
そして戦前の教育からの系譜から派生する、年齢でクラスを作る教育システム、年をかさねればステップアップしていく階級システムが
若い人は経験が不足していて愚かで侮る存在であるといった認識が生まれているとおもう。

しかし、スポーツ選手に目をむけると世界記録はどんどん塗り替えられ
どんどん昔より強い選手が生まれている。若いということは
それだけでアドバンテージであり優秀であるのだ。私の会社にも
20代の人間が昨年入社してきたが、今は経験の差で不足していることはあれど、自分がこれぐらいの年齢の時に、ここまでできたかなということを
考えさせられる。きっと今の年よりの背中をみて育ち、より優れた人材へと
昇華していっているのだと思う。

またそれとは真逆で、
日本には古来より幼い=純粋であり、年を重ねるということは
汚れていく、純粋さを失っていくことであるという考えもあります。
お年玉をあげるという文化は日本だけのものだし、子供の純粋な選択には
神秘性のようなものを感じている人も多いかと思う。
それはそれで、過度な信仰であると思うし、何も知らない子供が
正しい選択をすることはあるかもしれないけど、
人間としてホモサピエンスとして、知恵をしぼって判断をするということでは、ある程度20歳前後ぐらいまでは人生を重ねる必要があると思います。

また、こどもは子供同士で勝手に育つという子育ての考えをもつ人がいるが、少しそれは違っていて、そもそも人間は、他の動物と比べると
とても体が弱い状態で母親から出てくるし、脳みそを育てるのに十数年必要であり、その間大人の人間が子供を守り育てるというのがホモサピエンスとしての身体の育成家庭からみた教育ルールであるとおもう。

私の若い人をとらえるべき要素だと考えるのは
・人生経験が長いほうが優秀とは限らず、若い人からも学ぶという謙虚な姿勢大事である。
・子供への過度な神秘性は、科学的根拠はなく、そこは大人がちゃんと見てあげる必要があるし、ある程度導いてあげる必要がある。


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