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スマートなまちとは

スマートシティは今更ながら、やはり人々が生活する中で生まれる様々な困りごとがそこにあり、その困りごとをテクノロジーを利用して住民『自ら解決できる』ということに価値があるのだ。

そこには『当事者だからこそわかる』問題解決へのアプローチがあり、それ故のスピードがある。

人々の暮らしに対してテクノロジーの力を活用して『自助の力を最大化』することで、コスト小さく多くの人の幸せを創ることができるということではないだろうか。

他人事ではないということがこれほどパワフルなものか。

スマートな街は、それぞれの困りごと解決のマイクロサービスの集まりでマイクロサービスが実行できるためのプラットフォームであり、それぞれの自助の力を活かすことが、共助へと繋がる人の繋がりを作る。

どういうことかというと、私の困りごとは誰かの困りごとで、私が作ったマイクロサービスは誰かの困りごとを解決するかもしれない。

そういうリアルでLEANな試行錯誤から生まれる成功事例が、お互いの生活を豊かにしていくそれがスマートシティじゃないだろうか。

そこがはっきりして初めて、目指すべきアーキテクチャが浮かび上がってくる。

人は誰かの役に立ちたいし、誰かにありがとうと言われたい。

繋がって初めて自分の存在を認めることができる。

そんな原始的な人の欲求を満たして生きる幸福度を再構築してくれる仕組みこそスマートシティが実現するものなのかもしれない。

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