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記録#4 口下手を助けるな


中学生時代、国語教師が言っていた
ある話がとても記憶に残っている。

『 言葉に詰まっている人は助けるな。 』

就職活動でも、座右の銘は? とか
好きな言葉は?とか聞かれたときに、
そう答えていた気がする。

言葉が出てこなくて困っているのだから、
誰かが代わりに意図を汲み取って
話してあげることは親切だろ、
とも思うじゃろう。

『 相手の話しの途中で、良かれと思って
 〜〜〜ってことね!と意訳し助けることは
 時に、相手が “本当に言いたかったこと” とは
 違う捉え方をしてしまう場合がある。
 当たり前だけど、話は最後まで聞け。 』

ということらしい。

いつどこで話していたことかは忘れたけど、
すごく納得したから内容は覚えている。

中学生のときの話なので、
思春期の学生同士のトラブルや
よからぬ青春の邪魔がないように

『 早く話すことが苦手な人もいるから
 相手の気持ちはよく考えてお話ししようね 』

という意味だったかもしれない。


社会人になり、色々な人と働き、
改めてこの話を思い出す機会があった。

話を早く進めるには
誰かが誰かの言葉の意図を汲み取ったり
誰かが誰かに話を振ったりする。

話を早く進めるには、必要なことだから。


中学生のときに教わったことを
今は全然できていないのぉ、となった。
口下手がどうとか言ってられない環境になった。

話が上手く伝えられないとき
隣の話し上手に助けられることもあるけど、
誤解を招くこともある。

面倒臭いから訂正もしなくなる。

自分だけでも聞き上手になろう!と思ってるけど
一番できてないのが自分なんだと気づいたので
自分だけでも聞き上手になろう!!!


LAMP IN TERREN - カームダウン(2021年)

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