震災10年。ポッドキャストで語らせていただきました。

アメリカで活躍するジャズ音楽家である石川雅愛さん(福島県出身)のポッドキャスト「おとなふとき」にお招きいただき、東日本大震災と原発事故について語らせていただきました。石川さんの素敵なピアノ演奏に導かれて静謐な時間が流れる、素晴らしい番組です。ぜひお聴きください。

https://www.buzzsprout.com/1674640/8044146

私が福島、中でも特に富岡町に足を運ぶようになった経緯。石川さんとの出会い。今の富岡町の様子と私の活動。石川さんの福島浜通り地域への想い。「感じる」こと。「記憶」について。そしてこれからのこと。本当にいろいろなことを石川さんの流麗な進行のもとで話し、聴くことができました。

収録は2月にzoomを通して行われたのですが、アメリカと日本という距離の差、お会いするのが1年以上ぶりという時間の幅を全く感じない、本当に濃密な時間を過ごせました。そして、この言葉にするのが難しいテーマを、お互い言葉を探りながら、丁寧に、慎重に、想いを紡いでいきました。結果収録は90分におよんでしまってしまったのですが、石川さんの丁寧な編集のもとで約60分におさめていただきました。

まもなく10年。この10年を「区切り」とか「節目」などと呼ぶつもりは全くありません。これからも続いていく長い道の中の、一つの通過点。でもやっぱり、もう10年か、という感慨は湧いてきます。私の10年、石川さんの10年、皆さんの10年。私と石川さんの今回の話が、その何かを照らすきっかけになれれば幸いです。

合わせて、昨年石川さんと福島浜通り地域を回った時の記事リンクも掲載しておきます。ぜひご覧ください。https://note.com/nakakukishotaro/n/n3737ffea942e



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