見出し画像

「誰かを支えられる人間でありたい」と思った話。

今年のゴールデンウィークもステイホームをしていたのだが、1日だけ地方の公園に行くことにし、久しぶりに長距離を運転した。

運転中、iPodに入れている音楽を聴いていたのだが、リアーナの「rude boy」という曲が流れて思わず次の曲に変えてしまった。
理由は、この曲が嫌いだからではなく、歌詞がいやらし過ぎて、娘に聴かせるのに躊躇したからである(笑)。

ここ数年、新曲を出していない彼女だが、Twitterのフォロワー数は1億人を超え、現在は化粧品の販売や慈善活動に注力している。

そんな彼女が2017年にハーバード大学でスピーチをしたのだが、その中に凄く突き刺さる言葉がある。

“As I stare out into this beautiful room, I see optimism, I see hope, I see the future. I know that each and every one of you has the opportunity to help someone else. All you need to do is help one person, expecting nothing in return. To me, that is a humanitarian.”
(私はこの美しい場所の中で、楽観主義、希望、未来を見据えています。ここにいる皆さん一人ひとりには、誰かを支える機会が与えられています。見返りを求めずに一人の人を支えればいいのです。私にとってそういう人が人道主義者です。)

コロナが時間を早め、人と人との分断が進んでいる。
経済格差をはじめとして、様々な機会の格差が進んでいくだろう。
そのような中で、利己的にならず、誰かを支えられる人間でありたい。
娘と「rude boy」の歌詞の意味を考える日は来ないだろうが、このスピーチの意味を一緒に考える日がいつか来ればと願っている。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?