【道徳マップ】子ども達のために、先生への学びを仕分ける

昨日のオンライン勉強会「週刊安全基地学級」で、道徳マップ講座を見ていただき、色々なご意見をいただきました。
肯定的な意見だけでなく、批判的な意見もあり、より良い講座にできるヒントをいただきました。

実は、批判される事は好きではないのですが、仲間からの批判だからこそ、素直に受け止められます。
やっぱり、信頼関係って大切ですよね。

・実はすごい「道徳マップ」

「道徳マップ」は、一目見ただけでは、よくあるフレームワークのようですが、実際にやってみると、道徳マップの凄さを実感できますよね。

との感想をいただきました。
もちろん、探究されてきた先生には、一目で可能性を感じてもらえるでしょう。
ですが、指導案のように箇条書きばかりやっていた方には、やってみないとわからないのかもしれません。

ですが、今までと同じでは、未来は変わりません。
今上手くいっていないのなら、今行動を変える必要がありますからね。

なので、「道徳マップをやってみたい」そう思ってもらえるようなしくみを作る必要を再確認しました。

・学びの場だけでなく、振り返りの場も必要

今行っている「道徳マップ実践会」のような、振り返りの場がある事を伝えた方がよい。

との感想をいただきました。
技術は、知っているだけでは意味がありません。
学んだだけでなく、日常で実践できるようになるまでのサポートが大切であり、「道徳マップ実践会」という場を作っています。

ですが、どこまでやるか?という私の中のモヤモヤがあって、講座スライドの中には入れてなかったのですが、やっぱりあった方が良いですよね。
授業を行なっての感情の揺れをサポートする、今の「道徳マップ実践会」の継続開催について、しっかりと伝えていきます。

・若手向けと、ベテラン向けの学びの違い

道徳は授業者の自由度が大きく、探求しているベテランとの練度の差が大きすぎます。

いきなりベテランと同じような授業を求めていれば、前に進めず苦手意識を増長してしまいます。
道徳マップは、若手や苦手意識のある先生のはじめの一歩となる道徳の型です

とは言え、9マスのシンプルな道徳マップですが、そこに込められた知識量は膨大です。

より多く伝えたい気持ちがありますが、情報が多過ぎては受講者の学びは低下してしまいますから、その塩梅が難しい。

もちろん、その全てを知りたい方も多いでしょうが、そうでない方も多いですからね。

受け手により、伝える内容や量は異なります。
初学者に向けた内容と、学び続けてきた人に向けた内容は異なります。

まずは「入門講座」として若手に向けた内容を軸に、若手に伝える手法としても伝えていきたいですね。
その後は、応用編として、ガッツリとした講座もやりたいものです。

最後に

全国の先生に向けたオンライン勉強会を複数主催していますが、共に探求する仲間との学び合いは喜びです。
答えを押し付け合うのではなく、ただ賞賛し合うだけでなく、第三案を共に探求し合える仲間がいる事が喜びです。

いじめをなくすためには、一人ではできないですし、数人でできることでもありません。
これからも、色々な先生方とつながり、仲間を増やしていきます!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
感想や質問をコメントしていただいたり、いいねしてもらえると励みになりますので、よろしくお願いします!

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