【ミドル教員のマネージメント】普通の先生が、凄い先生からどう学ぶか?

直接話をするだけでなく、本や論文だけでなく、Twitter等SNSで先生方と対話して思うのが、年齢関係なく素晴らしい先生はたくさんいる、という事です。

色々と発信している先生は多くても、教員のクライアントさん達から相談を受けたり実際の職員室では、多くの先生方は普通の先生と言えるでしょう。

素晴らしい先生の素晴らしい実践は、とても素晴らしい。
でも、それを普通の先生が実践できるのか?と考えれば、後進育成の視点で捉えるのなら、必ずしも素晴らしい実践とは言えません。

多くの普通の先生方は真面目であり勤勉です。ですが、残念ながら、素晴らしい先生ほどの意欲や知識は乏しいでしょう。

これは別に陥れてるわけでもなく、どの職業でも普通にある事です。

スポーツと同じで、例えばサッカーで考えれば、プロのサッカー選手の誰もが海外からオファーが来たり、日本代表として世界と戦えるわけではありません。野球だって何だって同じです。
遺伝的な才能もあれば、幼少期からの育成環境や、世界で活躍したい!との熱い思いもあるでしょう。何にせよ、プロのサッカー選手と言っても、フィジカルもテクニックもタクティクスも、差があるのが当たり前であり、凄い先生もいれば普通の先生もいる、という事です。

ちなみに、多数派は普通の先生です。
凄い先生は1割で、凄い先生予備軍が2割くらいかな?、6割が普通の先生と考えています。凄い先生は少数派だから、凄いんですよね。

今は、素晴らしい先生方の実践は、本であれインターネットであれ、気軽に手に入れる事ができます。

ですが、残念ながら、そのまま真似しようとしても、うまくいかないでしょう。
凄い先生の実践から自分の行動まで落とし込める先生は、凄い先生であり普通の先生ではな、と考えていますから。

それは、スポーツと同じで、今の自分や自分の環境に合った学び方が必要です。

凄い先生は、凄い実践をこれからも発信していただきて、その凄い実践を自分に合った学びまで落とし込んでいきたいですね。

とはいえ、それが出来る人もいれば、できない人もいますから、これからはもっと、凄い先生と普通の先生の橋渡しができるような発信をしていこうと思います。

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